保育園のあれこれ

娘の咲耶が保育園に通うことになりました。保育園生活ではさまざまな袋が必要になります!
園の見学に行ってみると、キャラクターものの市販製品を活用しておられるかたが多かったです。
でも、うちの子はまだ字が読めません(笑)。
はたまた、大好きなプーさんなどにすると、ともすると「誰か、おなじのを持ってる」ことになりそう。
自分のものだと思い込んで、ひとさまのものをとったりすると、めんどうです。
そこで、ひさびさに、ハンドクラフトに挑戦することにしました。
どうせ手作りするなら、シリーズものにしてしまいましょう。
「お昼寝用ふとん」から、お昼ごはんの道具をいれるものまで、さまざまなアイテムにできて、
春夏秋冬いつでもいい感じで、咲耶の雰囲気に似合うもの……といろいろ考えて、
地味なベージュトーンを選びました。ギンガムとストライプの大小、それに無地の組み合わせです。
また、字が読めなくても、自分のものがわかるように、フェルトでマークをつくりました。
お名前シール・ラベルなどは、MOMO工房さんというところをサイトでみつけて発注しました。
そこの多数のマークの候補から、娘本人がこれがいいといったのがピンクのネコさんでした。
MOMO工房さんのネコさんは全身ですが、こまかな細工はたいへんなので、顔だけにして、
そのかわり、ガンガン洗濯できるように、おめめとヒゲは刺繍しました。
以下、それぞれのアイテムを紹介します。

 

袋いろいろ。上のまんなかの真四角っぽいのは、「おざぶとん」です。キルト芯を適当なサイズにしたものに、カバー(綿テープでとめる)をかぶせています。  
 
お昼寝用ふとんセット。敷きふとんの中身は「長ざぶとん」。掛けふとんの中身は、適宜たたんで糸でざっくりとじた毛布。ふとんカバーに持ち手と「ゴムのひっかけ」をつくって、ふとん袋などを持ち歩かなくても、運搬がらくちんなようにしました(この工夫は保育園で見本をみせてもらったものです。ただし、保育園にあったお手本は、綿テープとめでした。ボタンにゴムひっかけのほうが、小さい子でも容易に可能かと)。  
 
 
昼食・おやつ用アイテムとそれをいれるためのなんだかんだ。「おかけ」と称して、よだれかけのように使うものは、ハンドタオルにゴムを通しただけ。100均でみつけたタオルの「へり」はみごとに、ゴムがとおるようになっていました! カトラリー、ランチョンマットなどは、近所のホームセンターで買ったらまちがいなく誰かとおなじになるだろうと思ったので、ネットでさがしました。  
 
作らなきゃいけないものが大量にあるわりに、わりとスムーズに作業がすすんだので、「整理袋」こと、毎日持って歩くバッグは、ちょっと凝ってみることにしました。もとはといえば、SAKUYAの名前を、アルファベットでパッチワークできないかな? という発想だったんですけど……どうせやるなら(袋には、どうせ裏をつけないとみっともないので)経験のある、パッチワークでやってみよう、ということになったわけです。この布は、手芸関係の雑誌クロバーの『ビアンフェ』で、むかし見つけて、ひと目惚れして買っておいたもの。ヴィクトリア朝のころに人気だった挿絵画家、ケイト・グリーナウェイのイラストをもとにしたものです。色のトーンが、ちょうど、ベージュのシリーズにぴったりでした。基本的にはフリーハンドのキルティングですが、こどものもので、乱暴につかわれるかもしれず、洗濯もちゃんとできないとマズイので、持ち手部分、周辺などは、ミシンで処理しました。  
 
 
 
うわばきは保育園にはいっている業者さんでは14センチからしか扱っていなかったので、ネットでやっとコレをみつけました。まだ左右をよくまちがえるので、参考にできるようにちょっと飾り。そして、「歯磨きのコップいれ」とかと「うわばきいれ」が似たようなサイズなので、まちがえないように、マークのネコさんにも、おなじお花の飾りをつけてみました。これでまちがわなきゃいいけど。  
 
あまり布で、バーバ用に単純な巾着をつくりました。ミシンがでてるとはやい(笑)。おそろいを持っててくださると、離れてても、いっしょな気分が味わえるかなぁ? というわけで。まだあまりがたくさんあるので、そのうち、もうちょっと手間をかけた、ちいさなポーチとかもつくりたいな。  
 

 

あーたのしかった!

 

さらにおまけで、コサージュをつくってみました。いちばん上が、ちゃんと材料(スワロフスキーの真珠もどきや、サテンの細いリボン)を買ってきてしあげた完成形。
下が「ちょっとやってみた」やつ(ありもののボタンとかをつけてみただけ。やっぱり、ビーズは買おうと思った……笑!)でいちばん下は、「おかばんにつけるとこんなよー」です。柄がおそろいだと、こんないいかげんなのでもちょっとおもしろいでしょう?