そもそも“不妊”という用語を

 

そもそも“不妊”という用語を、……この際、なんとかしません?

 

「不」がつくのって、なんかネガティヴですもん。

不良、不幸、不満、不健康、不謹慎、不機嫌、不案内、不調法、不真面目、不見識……

不思議……はちがうか。不退転の決意なんつーのもあるな……いやありますが。

なんか、「不妊」っていうことばそのものが、「妊娠してふつう、しないのは、なにかがヘン!」みたいにいわれてる、糾弾されてる、って、感じがしちゃいます。

考えてもみてください。同じことで悩んでるひとたちでちょっとあつまってお茶しようと思ったとしようじゃないですか。ステキなカフェとかレストランとかに予約いれるわけですよ。 「ご予約いただきました“不妊オフ”のみなさま、こちらでございます」って……いわれたくないよねぇ。お店のひともいいにくいだろうと思うし。

 

どうしましょう?

 

 

 

 

 

…………?

 

 

 

 

ひとりでちょっと考えてみたんですけど……こういうのって、誰かが考えてどうにかしようとすると、だいたいダサいのになって、まったく広まらないんですが( 国電あらため E電 とか)そうかと思うと、商標名とかが、いつの間にか人口に膾炙して「いいにくいものをいうのにつかう」のによくつかわれるものになっていたり( いまどきはあんまりいいませんが、かつて生理のことをアンネといったとか)

とりあえずわたしの提案はこうです。

 

 

不妊 ⇒ つぼみ

不妊治療中 ⇒ 開花待ち

  

 

ああー、こうしてあらためて見ると、あんまりよくないかも(真っ赤)

でもセルフイメージとして、「わたしはつぼみ」って、悪くないかな、と。

少なくとも「わたしは不妊」よりは、明るくないです?

 

まぁ、タタキダイにしてください。

 

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