コウノトリ派遣します

 

コウノトリ すべて飛び立ちました。  2006年12月25日

 

「欲しがるかた、そんなに大勢あるのかなぁ」と思っていましたが、コウノトリ、みんな、飛び立ちました。

たしか去年の秋にはじめたので、一年と半分ぐらいで、飛び立っていきました。

ご協力ありがとうございます。

 

みなさまがたに、これからも、ステキなことが

たくさんたくさんおこりますように!

 



                                くみさおり


以下、すでに終了した「コウノトリお送りします」に関して、このサイトにありました記事を、しばらくの間、多少残しておきます。ご応募に関する部分ははぶきます。

申し訳ありませんが、これからご応募いただいてもご送付することができません。

     
   

     そういえば、二〇〇四年のいつか、旦那が「コウノトリ」さんのペーパークラフトをもらってきた。豊岡市の「コウノトリの郷公園」の宣伝(?)グッズが何かのイベントで配られたらしい。旦那につくってもらったコウノトリさんを寝室の壁にかけておいたのは事実だ。どこにもそんなのが「妊娠に効く」とは書いてなかったけど、なんか「縁起いいかも」って思ったので。
  おい。
  もしかして、あれで、コウノトリさんの組合かなんかにこっそり連絡がはいって、ウチの担当がきまったのかい?

            『45歳、もう生んでもいいかしら?』(P93)

 

 

 拙著のこの部分を読んで、「そのコウノトリさんを是非わたしにください、わたしも、なんとかして妊娠したいのです」とお便りをくださった読者のかたがありました。急ぎホコリをはらってお送りしたのですが、「もしかして、このかた以外にも、縁起のいいコウノトリさんを切望しているかたがあるかも」と気がついたので、コウノトリの郷公園に、ご相談してみました。上の拙著ではあいまいだった部分を補いながら記しますと、『生き物文化誌学会』 (http://www.net-sbs.org/index.html) の、第二回学術大会・琵琶湖大会(2004年5月15、16日)で、主人の波多野鷹がコウノトリの郷公園の池田啓さまにお目にかかり、名刺を交換し、モビール(私めがペーパークラフトといっていたものを、郷公園さまではそのように呼んでおられるようで、この後はこちらを採用させていただきます)をちょうだいしました。

コウノトリを受け取ってくださったかたのうち

妊娠中です!                              5  名! 

(ぶじ出産なさったからから、おともだちに譲られたコウノトリさんが、譲られた先でまた活躍したそうで、わたくしめからの派遣が終了してから、さらに増えています。双子ちゃんを妊娠中のかたもいらっしゃいます!)

経過の順調であることと、ご安産をお祈りいたします。

ぶじ出産しました!                    13 名! 

(うちおひとりのところは、双子ちゃんでした〜!) 

おめでとうございます! みなさまは、あとにつづくかたがたの希望の星です。親子ともども、どうか末永くおしあわせに!  

                          2008年9月1日現在

 
ぶじご出産なさったKさんから、よろこびの声が届きました!
 
こんにちは。

コウノトリを去年送っていただき、
今年年明け早々に「妊娠しました」報告のメールをしました
名古屋のKです。
ホームページをよく拝見してました。


このたび、紀子さまより一足お先に
9/4のPM5:08 3350gの女の子を出産しました。
出産は思っていたよりう〜んと痛くて、つらかったです‥


出産して1ヶ月あまり
もしかしてわたしは自分に似た子を抱くことができないかも‥
と思っていたことを思い出したり、
妊娠5週目のまだ胎芽のちっちゃいちっちゃい写真をみて
生命の不思議を感じています。


とはいってもギャーギャーわめいて、自由奔放に生きている
ちびちゃんに振り回されて、キーッとなったりしていますが‥


我が家の部屋のコウノトリさんには、もうしばらく飛んでいてもらおうと思っています。
もしかしたら、赤ちゃんが欲しいといっている友達のところに派遣するかもしれません。
コウノトリさんの需要が急に高まったと、くみくま日記で読みました。
日本全国に羽ばたいて活躍してくれることを祈っています。

うれしいお知らせをありがとうございました! おめでとうございます。

またまたご無事出産のお知らせをいただきました。こんどは双子ちゃんです!
久美 沙織様

ご無沙汰しております。
昨年秋に、先生から『コウノトリのモビール』を譲って頂いた〇〇〇県の、〇〇〇〇と申します。

報告が遅くなりましたが、×月×日の午後6時19分に2204gの男の子を
午後6時20分に2464gの女の子の双子を緊急帝王切開で無事、出産しました。

実は、34週に入った所で、担当の先生から「双子の場合、35週以降に急変する恐れがあるから、出産まで入院して様子を見ましょう」と言われ、35週と1日目の×月×日に入院しました。
予定では、37週に入る×月×日以降までお腹の中で育てるはずだったんですが
管理入院4日目の×月×日早朝4時、左腰の痛みで目が覚め、お腹の張りもあり
なんだか吐き気まであったので『大丈夫かな?』と気になっていたんですが
時間が経つにつれ、腰痛とお腹の張りの感覚が短くなって、夕方、ついに破水!!
そのまま緊急帝王切開となりました。

腰痛は生理痛程度の弱い痛みだったので、まさかあれが陣痛だったなんて
自分でも信じられないんですよね(苦笑)

子供達は早産だった為、体重が2300gを超えるまで、NICUで過ごす事になっており
私は退院出来たのですが、2人共まだ病院に入院しています。
順調にいけば2人共、今月末か来月初旬には退院出来そうです。

今は、毎日病院へ面会に行って、母乳を飲ませたり、おむつ交換したりしていますが
子供達の顔を見ると、やっぱり「早く自宅で一緒に過ごしたい」という思いで
いっぱいになります。
退院出来たら双子のお世話で、毎日目が回る忙しさかもしれないんですけど
それもきっと幸せな時間なんだろうな〜と思うと、今から楽しみです♪

入院してから、環境の変化のせいか眠れなくなってしまって
退院後もなかなか眠れない日が続いていたんですが
昨日から、やっと昼も夜も眠れるようになりました(笑)
でも3時間おきに搾乳しなくてはいけないので、ゆっくり眠る事は出来ないですね…。

子供達は順調で、小さかったお兄ちゃんの体重が、やっと2100gを超えました。
2300gを超えるまで退院出来ないんですが、毎日20g〜30gづつ
体重が増えるようになって来たので、今月末くらいに退院かな?と考えています。
ゆっくり出来るのも、本当にあとわずかですよね(苦笑)
2人同時に退院してくるので、今のうちにしっかり休んでおかないと
これから休めないですもんね。

双子を育てるのは大変そうですが、見てると本当におもしろいですよ。
NICUで授乳する時など、お腹がすいてるくせに、おちょぼ口にして
なかなか口を開けなかったり、大きく口を開けながら、両手で顔を隠したり
2人共同じ行動をするんですよ(笑)
一緒に暮らすようになったら、もっといろんな発見があるんでしょうね。

先生に頂いた『コウノトリのモビール』のおかげで
自分の子供を2人も胸に抱く事が出来ました。
本当にありがとうございました。

 

男の子も女の子もいっぺんに両方なんて、素晴らしいですね!

どうかおしあわせに♪

    

モビール実物スキャン画像は、こちら

      ちなみにB5ぐらいのやや厚手の紙でできています。

 

このモビールは、本来は、コウノトリの郷公園の活動を紹介するため、さまざまな行事やイベントの際に配るために製作なさったものだそうです。
 わたくしめの突然のお願いに、池田さまは、「思ぬところでコウノトリのモビールが幸せを運んだようで、不思議な縁を喜んでいます」とおっしゃってくださり、さっそく、百羽分のモビールをおくってくださいました。

 コウノトリを大空へ返そうとしていることを多くの方に知っていただき、仲間になって応援していただければそれだけで、公園関係者も、地元の人たも、大喜びである。もし機会があれば、興味あるかたには豊岡へ来ていただいて交流することができれば嬉しい、とのことでした。

池田さん、そしてコウノトリの郷公園のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 池田さんの所属なさっておられる『コウノトリの郷公園』さんのサイトはこちらです。                   http://www.hyogo-c.ed.jp/~kounotori-bo/ 

望まれるみなさまがたのところにどんどんコウノトリさんが来てくれることを、そして、コウノトリ郷公園の事業が成功して、但馬の空をふたたび野生のコウノトリが飛び交うようになることを、ほんとにほんとに祈っております。

みんなにステキなことがたくさんたくさん起こりますように!

 

 

 

 

全100羽のうち ぶじに届きました 到達したかどうか不明です まだ残ってます
コウノトリ数

2006年12月30日現在

     99             1      

            0

 

 

やさしい気持ちをありがとう

コウノトリ一羽送るのに120円かかります。軽いのですが、サイズが定形外になってしまうのです。こういう金額を振り込んだりするのは手数料ばかりかかってアホらしいので、いりませんわたしが負担します、ということで、これまでずっとやってきました。100羽分合計でほんの12000円ですし。

が、既にコウノトリをお受け取りくださったかたのうち、何人かのかたが、切手をおくってくださいました。

「次のひとにコウノトリさんを送る時に、つかってください」と。

ありがとうございます! 

なにしろコウノトリ届きましたのご連絡をいただいたら、すぐにメールを消してしまうので(個人のプライバシーにかかわることなので)、切手をおくってくださったおひとりおひとりにメールでお礼をいうことができません。まして、ハガキとかでお礼をすると、せっかくのお気持ちに背くことになってしまうので、ここでまとめて申します。みつけてもらえなかったらごめんなさい。

やさしい気持ちをありがとう。

同じようなひそかな思い、同じような痛みの糸をそっと紡いで、知らない同士、たぶん一生出会うこともない同士が、ひとつに繋がっていくみたいで、感動しました。

そんなステキなみなさんに、ほんとうにうんとうんとステキなことが、もっともっと、どんどんたくさん、おこりますように!