たっち→あんよ期(〜一歳ぐらい)

あるいたら、もう「ミニサイズだけど、こども」である。しゃべれないし、おっぱいは飲んでるし(小児科の先生は一歳すぎたらやめろとおっしゃるのだが)もちろんオムツもしてるんだけど。天気がよければ毎日外あそびをしたがる。元気いっぱい遊ぶと、よく食べて、よく寝る。コトンと気絶するように寝る。そうして翌日になると、見違えるほどまた運動性能があがっているのである。この時期の脳とからだの発達は、たぶんものすごい。

 

ベビー服
女児の場合限定だが、たとえば、80サイズの「ブラウス」でも、ハイウエストぎみのチュニック型だったりすると、60サイズのころには「短めワンピース」として着せることだできたりする。 ★ 80や90のサイズのすとんとしたシルエットのワンピースを、60や70のサイズの子が、ロングワンピース風に着てもカワイイ。なにしろこの時期のお洋服はアッという間に着れなくなるので、せめてこのぐらいの工夫はしないと。 ベビーに何枚も試着をさせるのはむずかしいし。
いまごろになって(?)告白するが、実はわたしは娘の服や靴などを、ほとんど定価で買ったことがないのだった。知人友人から、プレゼントとかおさがりとかいろいろちょうだいしてたいへんありがたくつかわせていただいているものもあるが、必要に応じて(やってみないとわからない)、自分からさがす場合、大半YAHOO!オークションで手にいれている。 ★ やふおくの場合、カテゴリー別でベビー服→さがしたいアイテム名(たとえば、「セットアップ」)→カジュアル→女の子→サイズ別……とおいこんでいくのと、ブランド名(たとえば「コムサ」「赤すぐ」「ナルミヤ」)でさがしていくなど、いろいろな手がつかえる。

なにしろこどものお洋服はアッという間にサイズアウトしちゃいますからね。オークションで、ふつうのママで奥さんなひとが自分の時間をつかってやっている場合、なんとかして一銭でも多くもうけようというよりも、「タンスのこやしにしているのももったいないから、誰か欲しがるひとに譲ります」みたいな場合が多々あります。新品だったり、ほとんど新品だったりするものも、驚くほどおやすくなっちゃいます。また、中古でも、「ここにこんな感じにシミがあります」みたいに、訳ありものはたいがい具体的に説明してくれます。(そのひとが正直なのかどうかは、そのひとのかいた文章、過去の評価欄など、注意深くみれば、なんとなくわかります。……っていうか、最初はわからなくてもしょうがないんで、安めのものを何度か落札して経験をつんでください)。 どーせこどもの普段着、一日きたらもうヨゴレルし、家で一回洗濯したらもう「つかった」感じはするものです。使用感がどのぐらいあると「古い」と感じるか、「まだまだだいじょうぶ」と思うか、「こんなのみすぼらしくてイヤ」と感じるかは、ひとそれぞれ。あまりに神経質で、他人のさわったものは全部消毒したいようなひとは別ですが、たいがいの場合、「おさがり」感覚ならじゅうぶんつかえるぐらいのレベルのものが流通しています。オークションを長いことやっているひとであればあるほど(それは評価の数でわかりますが)だいたい、「ちょっとでも瑕疵のある場合にはきちんと伝えるし、その分、グッとおもいきってお値引きする」ことが多いので、ささいなキズやシミぐらいなら(どうせウチでもごはんすぐこぼすんだし)ぜんぜん気にならないわ! という、わたしのようなヤツにとっては、まったく天国のような状態です。 よっぽどのことがなきゃ、定価でなんか買えないです(笑)。 だって、へたするとフタケタちがうもん。 ★ 手作りものをあつかっているひと、個人輸入をしているひと、外国に住んでいて現地ならではのものを手にいれておくってくれるひと、などもあります。ネットショップでオークションに参加している場合もあります。いったん、「この出品者さんの出品しているものは、自分のコノミにずばりストライクだわ!」と思ったら、そのひとの出品をアラートかけておいかけるという手もあります。ごひいきさんには、ふつう、余計親切にしてくれるしね。

とりあえず、オークション初心者のかたが、実用的で安いのをさがしたいとしたら。「新生児 セット」とか「70 福袋」「80 女 激安」とかといった、キーワードをあれこれためして、検索してみてください。ウワァというぐらいたーくさん出てきますから、あわてずさわがず、時間のある時にのんびりじっくりながめてみましょう。 ★ たいがいの出品者は「ドニチ」を挟んで出品するので、今日気にいるものがなくても、土曜か日曜には出現するかもしれません。また、逆に、ドニチをすぎても売れ残ったものが、月曜などに「すこしお値引きして」もう一回だされたりすることもあります。気になるのは「ウォッチ」でキープしながら、何度かながめるのがコツ。ライバルが出現するかどうか、とか。そりゃあもちろん、ふと見たら知らない誰かが横からとっちゃっていた、ということだってなくはありませんから、よほど欲しいものはさっさとツバつけとかないとダメですけど……たいがいのものは「また同じようなものがそのうちでてくる」ので、あせらず、じっくり、眺めたほうがいいです。 ★ 1円スタートとか100円スタートとかで、信じられないようなちゃんとしたものがあったりします。もし、なにか疑問なこととかあったら、いきなり入札するのではなく、まず質問をしてみて、こたえてくれるのを待つといいです。質問のやりとりで、出品者のひとの性格とか雰囲気もだいたいつかめますしね。 ★ ただし、落札価格が安くても、送料とオカネをふりこむための手数料は最低限かかります。そのことは忘れないで。たった100円のものをおくってもらうのに、はるか遠くの県からで1500円もかかっちゃってしかも振込手数料が何百円もとられた! なんてことになるかもしれません。でも、もともと、欲しいものをさがしにあちこちのお店をあるいたら、時間もつかうしたぶん交通費もつかう。疲れたらどこかにはいってお茶したりしちゃう。それを思えば、たぶん、総合的にみても、やすいです。オークションをたくさんするようになったら、郵便局やネット銀行のオンライン決済ができる口座をもつと便利です。手数料がウンとちがったりします。 

小さい子のものや、ごく短時間しかつかわないものほど、質の良い(定価のお高い、あるいは希少価値のあるような)ものがオークションに出回っている確率が高いような気もします。お祝いでせっかくいただいたのだけど、残念ながらつかうチャンスがなかった、サイズがあわなかった、とか、そういうことがわりとよくあるので。 ★ それに、オークションになじむと、もしかして自分のところで何かいらなくなったら、出品のほうにチャレンジすることもできます。だまって捨てちゃうのはもったいないものを、ちょっと手間で、どこかの誰かがつかってくれるといいですよね。

オークションは、しろうと同士の出会いの場所なので、(お店もときどきありますけど) ちょっと相手の立場にたってモノをいったりすると、すごく良い関係がもてたりする。たとえば、こども服を何枚もセットで出品しているすとというのは、十中八九、そのひとのところにも、うんと小さくはないかもしれないけどそこそこ小さな子がいるわけである。小さな子の手をひいて雨の中、荷物発送しにいくのたいへんじゃないですか。だから「きょうは、天気予報をみると、全国的に雨がひどそうだ。急いでお手配してくださらなくていいですよ、たのしみにしてますけど、そんなにすぐ届かなくても大丈夫ですから。他についでのある時とか、都合のよいときにしてくださいね」というと、「気づかってくれてありがとう!」となんか感激されたりして、オマケをつけてもらえたりする。そんなことでもなければ巡り合うこともなかった知らないひとを、ちょっとキモチよくしてあげることができたら、こっちもうれしいじゃないですか。

 

おでかけ
歩けるようになったとたん、連れ歩くと、ふと油断した隙に脱走する……そんなベビーちゃんには、こういうのとか、あります。こんなのも。 ★ ていうか、歩き出してすぐの子って、手、つながない。つなぎたがらない。きっと、腕でも必死にバランスをとりながら歩いてるんでしょうね。ひとりで集中したいから、ジャマしないで! ってキモチもあるかも。 まだ背もちっちゃいから、こっちも、無理に手をとろうとすると、膝やら腰やらかがめなきゃならなくて、たーいへん! だから、リードをもっておく、というのはいちおう有効です。もちろんへんにひっぱると赤ちゃんたおれちゃいますし、昔ながらの年寄りは「犬じゃあるまいし!」ってショックうけるかもしれいですけどね。

 

あそび道具
一歳のお祝いに夫の母が「すべりだい」を買ってくれた。新潟旅行にいったときにたまたまみかけたという 手づくり木っず さんというところの、木製品。パーツに分解でき、ぜんたいは、ぞうさんのかたちをしています。本体部分は「ものいれ」にもなります。家族がいつもいる居間のどまんなかにおいてあります。最初は、ハシゴ段状のほうからはのぼれず、すべるほうを「逆にのぼって」すべってあそぶばかりでした。ベビー用だからけっしておおきなものではないんですけど、何度ものぼってすべって、たのしくてしょうがないみたいです。思い切りうまくすべれると、自分でも満足なのか、達成感があるのか、輝くような笑顔をみせます。 ★ 娘は実は木馬ももってます。1歳3カ月の現在でもまだひとりではのぼることはできないんですけど、おすわりができるぐらいになったら、こわがらずにのりました。ひとりでちゃんと揺すりました。 
ウチの子がこのとしごろに大好きになった絵本はこのへんとかです。
気にいった絵本は、舐めてしゃぶってかじって破いて飲み込んで味わいつくすので、ぼろぼろになります。あんまりぼろぼろになったら、もう一冊ゲットするか。もっと他の本を与えてみるか。悩みどころです。