あおむけねんね期(〜5カ月ぐらい)

生まれたての赤ちゃんはとても小さくてぐにゃぐにゃで、いかにも傷つきやすそうで、衛生面にもうんと注意が必要。しかも「首がすわってない」。

生後カ月はまだほとんどずっと一日じゅうアオムケのままだが、目がよく見えるようになってきて、顔をねじって左右をながめようとする。

生後カ月ぐらいになったら、うつぶせの練習をはじめよう。ただし最初はほんとうに短く。ほんの何秒かすると、苦しそうになるので助けてアオムケにもどしてあげること。やがて、何十秒かはできるようになり、何分かできるようになる。(その成長ははやい!)

ものに寄りかからせるとかろうじて背中を起こしてすわっていることができなくもないのが、だいたい生後カ月ぐらい。ズルズルすべり落ちてしまったらその姿勢から自分ではもどれないので、助けてやる必要がある。この頃になれば、うつぶせにしてもあまり苦しそうではなくなる。同時に、手足などの動きがはげしくなってくる。それまで大丈夫だったからといって安全ベルトを忘れると、オムツ替えの台やハイ&ローから突然落ちるので、注意。寝グズリがはじまって、ハイ& ローの音楽をかけて揺する機能をばりばりにつかうのがこの頃だ。

膝とおててをついた四つんばい状態で顔を高くあげることができるようになるのが、まぁだいたい生後カ月ぐらいだろうか? うちの子はこの頃から「立った」姿勢が大好きだった。支えてもらうか、クッションなどに寄りかかっているかでなければまだ無理なのだが。あたりがよく見えるし、自由度や、達成感があるのか、「立った」姿勢にしているとニコニコしたいた。また、自分で自由に寝返りがうてるようになると、両足をうんとあげて手でつかんだり、柔道の稽古のように床をバシバシ手でたたいてズルズル移動したりなど、さまざまな運動をたのしむようになった。

 

ベビー服
まだ首がすわっていない赤ちゃんに、大人用のふつうのTシャツのような首をくぐらせるかたちの服を着せるのは、そうとう難しい。デザインがかわいかったりするとなんとかしたいと思ってチャレンジするが、わたしなど一度でかなり懲りた。コワイのだ! 赤ちゃん用のTシャツは、胴体にたいしてアタマが大きいため、たいがい、肩の片方または両方がボタンで開閉できるようになっているのだが、それでも、である。 そこで、新生児のところで紹介した和式打ち合わせの服がそろそろ「なんだか違う」ようになってきた時、大活躍するのが、ラップアップ(WRAP-UP)。カナダのベビーズオウン社のが有名(ラップアップという呼び方はここの固有名詞かもしれない)。前が全開し、しかも、オムツ部分を後ろから前に股下をまわしてもちあげてとめることができる!
なにしろ使い易くて便利でほんとうにたいへんよいものなのだが、多少注意点がある。★ 1・サイズについて。3カ月キザミなのだが、かなり大きめ。うちの娘は日本の女児の標準の範囲内のやや小柄側だが、生後3カ月用ということになっているものを一歳になってもラクラク着ることができた。しかも生後3カ月用と6カ月用はそんなにおおきな差はない。18カ月用などになるとたぶん三歳ぐらいまで着れると思う。ねんねしているのが多い次期には「多少大きめ」でもそんなに問題にならないので、ためしに一枚買ってみて、おたくの赤ちゃんの大きさとの比較から判断して、どのへんのサイズが適当か考えること。生後3カ月用は不要だと思う。生後6カ月用が半ダースほどあれば、とりあえず一歳まで下着の用は足りるか。 ★ 2・ボタンの強度について。布地などにはなんの問題もないのだが、スナップボタンが「最初からあまりちゃんとつかな」かったり、「だんだんつかなくなったり」することがあった。ハズレ率は5枚に一枚ぐらい(けっこう高率!)。ただしたいがいの場合はあくまで下着として使うものなので(夏の暑いさなかなどこれ一枚でも過ごせるが)、まぁそんなに大問題にはならない。 ★ 3・どこから買うか。定価わりとやすくない。しかも輸入もんなので、商店によってずいぶん値付けが違う。個人輸入しているひとのところ、各社オークションサイト、そしてもちろん新古品・中古品などが割安である。たくさん買おうと思ったら、いろいろさがしてみたい。 ★ 4・色柄布地いろいろあってまようが、のちのち、「ジャンパースカートのインの、ブラウスがわり」などにしようと思うと、パステルカラーのパイル地のが便利。

 

移動関係
赤ちゃんとおでかけと言えばベビーカー。ちょっと前までは生後2カ月から使えるデカめで頑丈めなのをA型、だいたい生後半年から使える軽くて小さいのをB型といっていたのだが、AB兼用型ができてこっちが一般化しーの、コンパクトタイプができーの、ミニだとかマイクロだとか、いやもう百花繚乱状態なのである。どういう場面でどういうつかいかたをしたいか、はたまた、「二人めを生む予定があるかどうか」などなどから、判断するしかない。比較検討サイトもいろいろあるが、ご近所のお店にいってみて、実物をさわってみて、じっさい主に使うことになりそうなひとの体格・感覚でたしかめるのも重要だと思う。身長152センチのママにちょうどいいのと、175センチのパパにちょうどいいのはなかなか両立しない。★ おもに電車を利用することが多く、エレベータのない駅では階段を登りおりする必要がある、とか。日常生活では自家用車で移動することが多く、行き先はスーパーマーケット(生後半年〜4歳程度のこどもをのせることができるカートがそなえつけてあることも多い)だとか。雨の日以外は毎日、三歳年上のきょうだいといっしょに公園まで徒歩でつれていく予定、とか。 ちなみに、最近のベビーカーには、兄弟をひきずっていけるようになっているアタッチメントがくっついたりもする。 ★ ママの体格・体力や、おすまいの環境も考慮のこと。デカくてしっかりしたベビーカーに眠り込んだ赤ちゃんをのせて延々とつづく坂道をのぼっていくのはけっこうたいへんです。 階段しかない集合住宅の高い階までもってあがるのも困難です。はたまた、ベビーははやければ10カ月ぐらいからそろそろ自分で歩いてくれるようになりますが、最初は、道の幅をいったりきたりしてひょろひょろして遊んでるばかりで、ススメといってもはかどりませんし、そんなに長くも歩きつづけられません。もうダメ、歩けない、となった時には抱っこするなりなんなりして運ばなくてはならない。10カ月となるとだいたい体重8キロぐらいありますからね。 ★ 必要な場面はごく限られており、しっかり歩くようになると不要になるため、地域の「あげます」コーナーや、リサイクルセンターなどにけっこうデモノがあるかもしれません。また、必要な時期だけレンタルするというのも手だと思います。
というわけで、じつはけっこう使うのが、抱っこひも・おんぶひも・スリングの類。いまの流行はなんといってもスリングです! 
わたしのヘタな絵でわかるかなぁ。ようするに基本は布一枚です。アフリカのおかあさんとか、いつでもこどもを「身につけて」一日じゅう密着しているでしょう。あんな感じ。たいがいコンパクトにたためてバッグにいれておけ、必要になったらサッと取り出してつかえる。おしゃれにうるさいママだったら、したいカッコウにあわせて自作してもいいしね。……が、コレで抱っこするのにはちょいと慣れとコツがいります。 ★ 新生児ちゃんの頃は小さくて、胎児のようにまるまる姿勢に赤ちゃんも慣れていて、親にされるままになっていてくれるので、わりと平気。ちょっと大きくなってきて、なにかともがいたりしやすい頃がいちばんやりにくいです。(だから、新生児の時につかってないと、「ウチの子はスリングだめ! キライ!」となってつかわなくなる可能性もあります)。そのあと、スタスタ歩き出すようになり、本人がある程度身体制御できるようになってから、もう一度「あると(抱っこの補佐として)便利」になるみたいな感じです。
スリングにはいろんな型があります。じつは、どの型がつかいやすいかは、赤ちゃんの成長の時期による部分があります。 ★ 新生児ちゃんとそのちょっとあとぐらいの小さいうちは、シンプル・イズ・ベスト。90センチ幅(ふつうに手芸屋さんでうってる服地の布にいちばん一般的な幅)のちょっと厚手の木綿布を50センチ買って来ましょう。 ★ 長さを半分に折り、きりっぱなしのほうを、ゆるいカーブを描いたカタチに切って、ミシンをかけます。あとは、まわりを始末するだけ。すると右のようなカタチになりますね? この下のタルミの部分に赤ちゃんをいれ、半分におった折り目のほうをおかあさんの肩にかける。これでスリングになります。ママがとても小柄な場合には少しちいさめに、大柄な場合には、120センチ幅の布を買うなどしておおきめにつくりましょう。ミシンがニガテなら手縫いでもできます。ただし、赤ちゃんの重みにしっかりと耐えないといけないので、バイヤステープをつかったり、刺し子をしたりして、ちゃんと頑丈にしてください。 ★なにしろ単純なので、洗濯も簡単、軽くて涼しく、通気がよく、赤ちゃんにとってもラクチンです。

 

よくみかけるのは、金属の輪をふたつ重ねたものを利用して「サイズ調節」が可能になっている、左のようなカタチです。手芸が得意なおかあさんたちが、それぞれに選び抜いた素敵な布で「世界にたったひとつ」のをつくってネットなどで販売していたり、オーダーメイド受け付けしたりしてます。だいたい3000円〜5000円ぐらい。バティック風の布や、しじら織りなどが人気。 ★ 漁網状の「トンガベビーホルダー」とか、ベッタの「キャリー・ミー」とか、ブランドもんもいろいろあります。ベビーラップはよさそうだけど、ちょっと高い(笑)。
市販のおんぶひも、だっこひもも、いろいろあり、それぞれに優秀だったりそうでもなかったり。ウチでは、生後四カ月〜十カ月ぐらいには、ベビービョルンの前だっこ型キャリア・アクティブをいちばんしょっちゅう使ってました。おかあさんの前胸に前向きにだっこすると、赤ちゃんとしては、「景色がよくみえて」たのしいし、電車で座席にすわる時にも便利です(おんぶだと背中でつぶしちゃうし、対面だっこだと、脚がじゃまになります)。掃除機をかける時には、前抱っこだとジャマだし、放牧だといたずらされちゃうので、ニンナ・ナンナのおんぶひもで背中くくりつけをしていたときもあります。じつはこのふたつは、たまさかお祝いでもらったり、おさかりでもらったりしたから「うちにあった」のですが。いずれにしても、赤ちゃんを「長時間」しょってるのはカラダにきます! イザという時はパパに背負わすというのももちろん、ひとつの選択であります。

 

入浴用品
生後一カ月の沐浴期間が終ると、おとなといっしょに「みんなのお風呂」にはいれるようになる。最初のうちは、はたまた、「ママがひとりで」いれなければならない場合には、なんらかの補助用具があるほうが楽ではある。ショーワプロダクツ とかにいろいろある。バスネットとか、沐浴ネットとかいって、赤ちゃんをあおむけ状態でホールドしておくもの(湯船に浮かぶのとか、床おきのとか、傾斜つけて床おきができるとか、いろいろ)、バスチェア おすわりさせてじっとさせておくもの。折り畳み式のなどなど。ウチでは、日本育児のバスネット「スヤスヤバス」と、ミッフィーちゃんのおりたたみ式バスチェアをオサガリしてもらって便利につかった。ただし、スヤスヤバスはおよそ生後三カ月まで、バスチェアはおよそ生後一年ぐらいまでだった。たったりすわったり必要におうじて赤ん坊が自分でやってくれるようになれば、必要なくなる。というか、じゃまになる。

 

離乳食
生後5カ月ぐらいから離乳食がスタートする。もちろんその子次第で、様子をみながらなのだが。ベビー用の食器のことはわりと思いつく。だが、食器は、なんなら前からあるそこらのもので代替がきく。じっさいに「ないとこまる!」のは、むしろ離乳食を調理するための用具 のほうだ。 ★ 離乳食の第一歩は「すりおろす、すりつぶす、こす、しぼる」。大人用の調理器具をかなりそろえているひとでも、すり鉢やこし網は、あまりもってないと思う。しかも、大きいとつかいにくい。なにしろ、ベビーはせいぜい「おおさじ一杯」ぐらいしか食べないのだ。麦とろごはん用にとろろをするような大きさのすり鉢では、あってもつかえない。 ★ 1000円〜2000円ぐらいの「離乳食用調理セット」がやはり便利だ。ただし、あっという間につかわなくなる。しかも最初は離乳食は一日一回とかで、長くても三カ月ぐらいでほぼ、「ただの場所ふさぎ」になるのだから、コストパフォーマンスが良いとはいい難い。おふるをくれそうなひとがいたらきいてみよう。  ★ ベビー用食器はこのみ次第だとおもうが(いかにも赤ちゃんっぽいキャラもののプラなどをいやがって、本格的な陶磁器などをつかうおかあさんもふえているらしい)おさじとフォークなどはやはり必要だろう。おとなものでは、赤ちゃんのちいさなおくちにデカすぎる。また、金属製よりは、やわらかなもののほうがいいだろう。
エプロンはないと大変! 前見頃と袖があって首の後ろで綿ファスナーをとめる式の着るエプロン(もちろん撥水素材のもの)と、立体的な形状でポケットがくっきりたちあがっているソフトスタイ(ベビー・ビョルンタイプ)と、ダブルで着せるのがもっとも安全だとおもう。着せるほう、暑い時期でもどうせ冷房もあるだろうし、長袖をおすすめする。じぶんで持ってたべたがると、顔や顎の次ぐらいにはげしく汚れるのは袖口なので。(ただし夏は、下着姿にソフトスタイのみで、よごれたら着替え、のほうがベビーがらくちんかも。長袖撥水は暑いので)

親のごはんと同時にベビー用のおかゆを焚くための道具などもあるが、おかゆをたける炊飯器でベビー用の10回ぶんぐらいを炊いてしまい、小分けパックで冷凍しておくこともできる。わたしは後者を選択した。おかゆのかたさを成長具合にあわせて調節できるし、ちいさなちいさな冷凍おかゆは一分もあればチンできるから、「食べさせなきゃ!」と思ってからがはやい。 ★ 離乳食開始期はただすっただけではなくすったものをきちんとこさなければならないのだが、やがて、たんに粉砕すればよいだけになる。こうなると、ふつうのフードプロセッサーでもオッケイ。容量が大きいと無駄もでてしまうので、コップの中でつかえるようなタイプのスティック・ミキサー(こんなのとか)とかあったらいいかも。 ★ 最初たべさせられるのは、野菜をゆでたスープ(みはとりのぞいて、味のしみたツユだけ)とか、白身のさかなをちょっと蒸したのひときれ、とかだ。チマチマして、なんだかオママゴトのようなものである。すべてを手作りしてあげたい気持ちはいっぱいでもなかなかそうもいかないお疲れママ。罪悪感なんか持たずに、市販のベビーフードを活用しよう。とくに離乳食開始時期はいろいろとタブーもあり、分量があまりにもちょびっとでもあり、おとなの食事と両方完璧につくろうなんておもったら、よほどエライひとでもパンクしそうになるとおもう。ベビーフードをたくさんあつかっているような売り場では、たいがい「何カ月から」つかえるかで分類してあるから、それを参考にしつつ、とりあえず「いろいろ」やってみるのがいいとおもう。バラエティに富ませたほうが赤ちゃんもうれしいしママだって飽きない。形状も、瓶入り、レトルト、お湯でもどすのなど、いろいろある。この時期便利なのは「和風・洋風だし」セットや、「あんかけのもと」セット。★ 最初はたいへんだが、アッという間に育ってしまうので、「ちょっとだけ、いまだけ」と思ってがんばりましょう。その点からいっても、各社のさまざまな種類のベビーフードを「とりあえず全部いちどは味見しよう」ぐらいの気持ちでいるぐらいで、ちょうどいいかもしれない。「〇カ月用」が一巡するぐらいには、次の段階に達している。

ちなみにウチのムスメさんは5カ月ごろから歯がはえはじめ、みるみるうちに前歯がそろい、エッもうといううちに奥歯もはえてきた。

 

マグ・水飲み道具
コンビマグとかピジョンマグマグとか、いろいろ。そりゃあやはり便利は便利である。メーカーによって多少かたちが違う。 ステップアップにしたがって吸い口・飲み口部分を買い換えればよいのだが、最初から全ステップ買っておくことをすすめる。他ならぬわたしが、「さぁ、そろそろスパウト。買い足さなきゃ」とアタッチメントを探しだそうとした、まさにその「数日前」に、モデルチェンジしやがった。しかもなまじ「全面改良」してくれてしまったので、前に売ってたマグとは「互換性」がなかった。だったら前のマグのスパウトを安売りしろよ! そう思いませんか? でも、ウチの近所のホームセンターやらドラッグストアやらからは、きれいさっぱり「前の製品」は姿をけしてました。そりゃあみごとなもんでした。 ★ くやしいのと、ウチの子はもう「コップから直接」と「ストロータイプ」でだいじょうぶになったので、マグにみきりをつけ、「ストロー・アタッチメント」のたぐいをつかうことにした。名前はいろいろ、かたちも微妙にいろいろあるのだが、ようするにこんなようなもんである。ストローキャップ これも うちで良くつかってるのはコレ。簡単なものは100円ショップなどにもあるらしい。うちではたしか東急ハンズでみつけたと思う。 ★ 市販のPETボトルにくっつければそのままつかえる。ベビーにはなんといっても「水」だが、ちなみに「エビアン」などの外国メーカーのボトルだと、いまいちうまくつかなくてちょっと漏れたりもする。ちゃんとつくのがわかっているボトルは洗ってつかいまわせばいい。ベビー用マグよりも圧倒的に漏れにくい!

 

オムツ
わたしは紙おむつの場合しかわからないのだが、新生児期を過ぎ、だいたい体重が4キロぐらいになると、「新生児用」ではなくて「S」サイズをつかうようになる。サイズ変更のタイミングは、オムツの包装に書いてあるのでよく見ること。足りなくなったら大変! とばかりに新生児用を大量にかいだめしすぎると、余すので注意。「S」から「M」へ、はたまた「パンツ型」への移行にはおおいに個人差がある。ちなみに小さいほうがほんの少しだけだが割安だ。

 

遊び道具
赤ちゃんがご機嫌に過ごしてくれればママも楽。また、脳みそや身体の自然な発達をうながすためにも、適度な刺激は必要……というわけで、赤ちゃんの成長にあわせて、ぴったりのおもちゃをあたえてあげられるといいですね。 ★ スキキライはわかれるかもしれませんが……わたしはパパ大豆さんのサイトをみつけ、彼のアドバイス一通りを、一度、じっくり読んでみました。もちろん、「これ、おもしろそう」「かわいい」「あるといいな」を全部かってあげたりしたら、オカネもうんとかかりますし、足の踏み場もなくなります! ウチの子がうまれた頃、こちらに「はじめてのおもちゃセット」みたいなのがあったので、それを買いました。  ★ 白黒どうぶつ絵本(現在はこのセットの取り扱いだが、その時は三冊ではなく一冊だった)は、ベビーベッドの枠に張って、いつも目にはいるようにしておき、ときどき、「ほーら、シマウマさんだよ」などと語りかけの材料にしました。自分で手にとって遊ぶようになったら、しゃぶりたおして(笑)バラバラにしてしまいましたが、それだけお気にいりだったのだと思います。使いきった! という感じがしました。 ★ プレイマットは、コレでした。ほんとは、シロクロアカの三色のとカラーのとウラオモテで新生児からつかえる! というのが欲しかったのですが、その時はたまたま売り切れで。しかし、結果としてこれが良かった! 揺するだけで「たのしい音楽が鳴る」うさぎちゃんが、いちばんのお気にいりになったからです。タッチすると音楽が鳴るオモチャのついてるプレイマット・プレイジムは他にあまりありません。 他のしかけには、とおりいっぺんの興味しかしめしませんでしたが、ウサちゃんには熱狂しました。……もちろんこれはうちの子がそうだったというだけで、どこのお子さんも必ずそうだろうというわけではありませんが。
ガラガラや歯がため、ヌイグルミなどは、親と赤ちゃんの好みでなんでもいいと思います。お祝いでもいただけるかもしれません。 ★ うちの子はゾウが好きです。わたし自身がゾウ好きで、たまたま、動くゾウのおもちゃのシリーズをおもしろがっていろいろ集めておいたからかもしれませんが。「ぱおーん」と鳴きながら鼻をふりあげて歩くゾウ、ただ鳴くゾウ、ただ動くゾウ、鳴かないし動かないが車輪がついていてうまくはずみをつけるとすごく遠くまでシャーッ! と走っていくゾウなどなど。ゾウといってもいろいろあります。『ぐるんぱのようちえん』 『エルマーのあたらしいともだち』など、ゾウが主人公の絵本やおはなしもたくさんあります。いつか動物園にいってほんもののゾウを見たら、感動してくれるかなぁ。
クルマに乗せて移動が長いと退屈するので、クルマの中で遊べるオモチャもあると便利です。ウチでは、サッシーのソフトストローラーバー(本来はベビーカーにつけるものです)をメインに、ラッパのオモチャとか、ひっぱってあそぶオモチャとか、いろいろ持ち込んでます。まぁ、なんといってもいちばんのオモチャは「親」なんですけど(笑)。
家で便利なのはバウンサー。カトージのとか、ディズニーキャラのとかいろいろあります。赤ちゃん用の、「安全ベルトつきソファ」みたいなもんだと思ってください。ウチでと、電池がついててスイッチをオンすると「ぶぶぶぶ」と振動するやつを買いました。泣いて泣いてとまらない赤ちゃんがこの「ぶぶぶ」で泣き止む! と聞いたからです。じっさいにはそんなにテキメンにはききませんが、確かに一瞬びっくりして「え?」みたいな感じで、興奮しまくっている状態から我にかえる効果はあります。 ★ なにしろ「ベルトつき」でくくりつけておけるので、赤ちゃんを「一カ所に固定しておいて」家事とかしたい時に、ちょっとつかえます。とてもじゃないけどおとなしくすわってないような時期(一歳すぎとか)になっても、自分の椅子はそこだと思うのか、それなりに座りごこちがいいのか、ひとりですわって絵本をながめてたりもします。 ★ 軽くて小さなものなので、家じゅうどこでも必要なところにもってあるいてつかえます。