サイトにいただいたおたよりのご紹介
『久美蔵』をご訪問くださいまして、ほんとうにありがとうございました。

楽しく元気に、あまり本業のジャマにならない程度に、更新していければなぁと思っています。

感想、意見、励まし、ヨイショ、寄付と援助の申し込み、美味しいシゴトのご依頼、などなど、ありましたら、ご一報くださると幸いです。

すぐにはお返事できないこともあるかもしれませんがご容赦ください。

メール発信後、二週間たっても、オトもサタもなんの反応もなかったら、届いていないか、なんらかの理由でとりまぎれて読みそこなった可能性があります。お手数ですがもう一度アピールしていただけると幸いです。

 

 

ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしく。

ぺこり。

 

   

                           mail to              mail@kumikura.jp

 

2016年7月に 熊谷の某さまからいただいたメールとお返事の一部
久美先生、突然失礼します。私は48才の主婦です。
未来ちゃんより、少し年上の頃におかみきにはまっていましたが、
なんとなく最近思い出してネットでめるさんの挿し絵の本を購入してイッキ読みしてしまいました。
好きな人に対して甘酸っぱい、もどかしい心。どこかに忘れて?無くして大人になったのかなと
寂しく感じてしまい、でも読み返して懐かしく旦那に優しくしてみようかと思ったりしてます。
本当はもう少し続きが読みたかったです。
朱海さんが可哀想で、せめて留学中あたりの部分が読みたかったです。
まだ何回か読み返して、おかみきに浸り混みます。コミックも入手できたので、宝物にします。

おかみき、ご愛読いただき、ありがとうございます。

ネットで購入してくださったというのは、古書ですか?
電子版ですか?

続きをかかなくてごめんなさい。
あのあとを書いて、読者のかたがたに満足していただけるものにする
自信がなかったのです。
いまでも、無理だと思います。

私はいまでも、いろいろなことをやっております。
もし良かったら、拙サイト、久美蔵(くみくら)をたまに
のぞいてみてやってくださいませです。
お返事ありがとうございます。
最初に読んだそのままを感じたかったので古書をYahoo、アマゾンで入手しました。
娘の友人が昨年の夏休みの読書感想文に氷室先生を題材にしていて、
後にお母様の蔵書からと聞いて、その頃の話題で親同士盛り上がってました。
"いつか海にいったね"を新刊で読んでいました。
本の厚さに比べ登場人物のからみ、内容は重かったです。
私も、花粉症等のアレルギーは子供の頃あったかな…と考える事もありました。
日本は島国で管理されていれば狂犬病等の撲滅は容易いけど、
インフルエンザ等では、爆発的に拡散してしまうでしょう。
以前頻繁にモンゴルを旅していた友人が日本は清潔過ぎる!賞味期限、消費期限うるさい!と
言っていた事を思い出しました。生卵を食べられるのはあまりないですよね。
肉、米、果物、より美味しくと改良を重ねていますが、
日本人は衣食住すべてに耐久性がなくなってきているのかなぁと、作品を読んで考えてしまいました。
清潔指向はおっしゃるとおりです。
山は虫が多くて、それが苦手なかたにはだめみたいですね。
わたしは蜂とかムカデとかの、刺されるとやばいやつ以外は
たいがい平気で、、
「きゃーっ、虫がーっ!」といわれると
「どれ。あ、これ? はいはい、さようなら」と
つかんで窓から外にほうりだしたりするほうなので、
まぁ、賞味期限とかも、「自分のべろを信じる」ほうです。

あっでもゴキブリとか、しろありは、さすがにやだな。

 

2016年6月に イ ミンゼ さま から いただいたメール と お返事の一部 
丘の家のミッキーを読んでる絵外国人です。

作家さんの情報を見れば本名書いて歩けど読み方が分かりません。

本命:波多野稲子、と、旧姓の:菅原の読み方を教えてください。
メールありがとうございます!
まぁびっくりしました。
日本語、お上手ですね。

よみかたですが、

本名  はたの いねこ 旧姓 すがわら です。

どちらのお国のかたですか?
ニックネームでもよいので、お名前を教えてください。
 
お返事ありがとうございました。
私は韓国の33才の未婚男子でイミンゼ(Yi min-je)と申します。前のメールで
ちゃんと言うべきでしたのに大変失礼しました。
大学生の時代工大生でありながら毎学期教養科目で日本語入れて勉強して、卒業して
からも独学で勉強し続け今は一般的会話などはあまり無理ありませんが、
やはり漢字の読み方のマスターまではまだほど遠いです。
それにしても意外ですよね、いい年してる男子がそれも「少女小説」だなんで!周り
に知られたら笑われるかも。
でもアニメでベルサイユのバラを見るくらいある程度少女的趣向もあります。自慢で
はないが恥ずかしいことでもないと思います。

基本自分の国の小説や漫画さえ買わない私が先生の本に出会ったのはほんの偶然の偶
然でした。
ある日、日本語辞書を紛失してよく行ってた中古書店に新しいの買いに行きました。
その書店の書架のすみに「丘の家のミッキー」1〜3巻までありました。
かなり汚れていて汚くて最初は「うっ何これっ。」って感じで、でも思わず手にっ
とって軽くみたら
正直初印象は、「微妙だな…」って感じだったんです。
本の顔だと言われる表紙のイラストもビミョウだったし。
「萌え」の国である日本でこんなイラストが許されるのか!キャラはマネキングなの
か!と瞬間思ったりもしました(笑)。

あとで知ることに成りましたが私が買ったのは1980年代に出版された旧版ですよね。
私は歳が30を過ぎるとだんだん不確実で怖い未来より過ぎたよい過去をもっと思う
ことになりつつあります。
そのせいか、表紙を見れば見るほど可愛いイラストの新版よりレトロな感じの旧版の
ほうが気に入ってます、今は。

とにかく、結局私があの三冊を買った理由は汚くていても鍋しきで使われて汚れたん
じゃなくて、
無数に手にかけられて右下の格pageのすみが丸くなってその辺が土色に染まってる様
子です。(理解できますか、このへたな説明で。)
「面白いからこう成るまでよんだんじゃないの?」と思って買って、面白くなくても
日本語勉強のため教科書として読むつもりで見た1巻目の鑑賞は、
 …(無念) >> 半分到達 >> ホオ〜フムフム… >> …(無言・集中
モード)
こんな感じでした。まだ1巻目ですので面白いですよとか興味津津ですねとか軽々し
く鑑賞を言いたくはありません。
じっくりゆっくり時間がどのくらいかかるか分からないけど今月まで2巻までは読め
ると思います。
分からない漢字が集中の邪魔になるときもありますが、基本的に文字自体の意味は理
解してるので難しい固有名詞などではなければ
全般的に読むのに無理はないと思います。
来月に3巻以後の本を探そうと思っています。あの書店にはありません。知ってると
おり韓国には正式に輸入されたことがなさそうです。
多分誰かさんが日本で住んでたとき買ったもので韓国に移住してきてあの書店に他の
本と一緒に売ったわけでしょうね。
(買うときあの三冊の傍に日本の写真集やイラスト集なども一緒にありましたの
で。)

それで国内では得ることができるか分からないのでamazonでも何で自分なりに探して
みるつもりです。
なるべく(中古じゃない;多分無理ですよね。)旧版で全部買いたいんでうが、新版
と旧版の格巻の内容分量が同じだとすれば新版も混ぜて買おうかと思ってます。
もちのロン!レトロが好きな私はケンドル版みたいな電子本は論外です、本はやはり
紙本ですよね。

なんか話が無駄に長くなってしまった気もするんですが、私のメールアドレス以外に
このメールの内容は公開してもかまいません、むしろ光栄です!
どうか私が無事全部集めて読めるように祈ってください。


あなたの韓国人おっさんfanより

 

イミンゼさま

ご連絡ありがとうございました!
まぁ、そうだったんですか。
なるほど〜。
びっくりしました。
お目にとめていただいて、たいへん光栄です。

おっさんなんて言わないでください
33歳でおっさんなら
わたしは曾婆です。

『丘の家のミッキー』は、
若い女の子の「自然なこころの声」をのびのびと描き、
会話も、
彼女の周囲でおこりそうな、リアルなおしゃべりを
なるべく再現しようとしたものです。

が、

執筆当時(いまから、30年ぐらい前)、
あの子のものの考えかたや、感じかたは、すでに「レトロ」でした。

ふつうの女の子たちは、あんなしゃべりかたはしませんでしたし、
あんなふうにものを考えたりもしないと思っていました。
「いまどき、こんな子がいたらおかしいよね」って
読者のかたの笑いをとりたかったところがあります。

ところが、ふたをあけてみたら、
「わたしは、未来ちゃんみたいな性格です」
「うちは親が古風で厳しいので、未来ちゃんの気持ちがよくわかります」
なんてお手紙を、読者のかたから、たくさんいただくことになりました。

もし、そういうあたりを、イミンゼさんがおもしろいと思ってくださったなら
とてもふしぎで、たのしいご縁だと思います。

時代や、文化や、流行や、風潮がどんなにかわっても、
「ものの考えかた」の根幹は、そんなに急にはかわらないのかもしれません。

無事に続きをお手にとっていただけるといいのですが!

そして……

実は、作家本人のいちおしは、すみません、kindle版なのです。

本人がすっごいがんばって参加して、電子化しました。

本文は、全体をみなおし、まちがいは、校正するか、
注をつけました。
旧版のほうのイラスト(こちらを好きなひとが多いんです)を全部再録、
平成版(新版)のときにつけた注やあとがきも、可能なかぎり再録し
おまけに、おまけ対談をつけています。
(旧版のイラスト担当である、めるへんめーかーさんと。
当時のころのこととか、いろいろしゃべっております)。

残念ながら、電子化にかけた莫大な経費をとりもどすほど売れ行きがよくないので
『おかみき読本』とか『デュエット』そして
めるちゃんの「マンガ版」などの関連本まで、
ぜんぶ電子化するところまでは、いけていませんが
とりあえず!
10巻まで、かならず、読むことができます。

それでもどうしても「紙の本」がいいかなぁ。
手にはいりますように!
状態のよい本でありますように!


とても嬉しい素敵なお手紙を、ほんとうに、ありがとうございました。
イミンゼさんの、今日に、そして、これからに、
素敵なことがたくさんたくさんありますように!

 

2015年9月10日に いづみさま より いただいたメール と お返事の一部 

 

久美先生、初めてお便りいたします。
私は39歳、この夏からミッキーの舞台、湘南に住み始めました。
湘南に来たのは、サーファーの彼と結婚するためで、
こちらに来てからミッキーを再読し、
笑って泣いて、
またもやハマってしまい、
お便りせずにはいられなくなりました。

ミッキーに出会ったのは小6の頃で、全身から吸収する
ように、ミッキーを穴があくほど繰り返し読みました。
おしゃれ読本をみてランチョンマットを作ったり、
関連スポットを回ったりしました。

時を経て読み返すと、ミッキーが私の人生の設計図
を作ってくれていたような気がします。

ミッキーに出会ったあと、私は、
華雅みたいに世間から隔たった
カトリックの女子校に進学し、
賛美歌を歌い、美少年みたいなおねえさまに
憧れ、フランス語を学んで中高を過ごしました。

やがて学校が窮屈になり、卒業後は間逆の世界に
飛び込み、ワクワクするような面白い経験をしたり、
反面、価値観がうちのめされたり、傷ついたりしながら、
いつの間にか年をとりました。気づいたら四十目前の
バツイチ無職。やっと出会った今の彼とは、
結婚を前に喧嘩ばかり。
私って何やってんだと
このところ自分にうんざりしてました。

でも、ミッキーを読み、未来ちゃんのまっすぐ
でキラキラしたところに触れて、
あの狭い世界の良さも再発見し、
そこで育まれた自分の資質も
悪くないと思えました。
また、新しい世界で悩みながら成長していこうとする
未来ちゃんが素敵で、
私の今までの日々もかけがえのない贈り物だったように
感じられました。

大人になってから読むミッキーは、
子供時代とは全く別の素敵なギフトを
もたらしてくれました。

ミッキーを読まなかった時期も、
湘南はずっとパワースポットでした。
ミッキーに出てくるお店達も、
今は閉店しているところが多いですが、
それが時を立体的に見せてくれて、
なんだか余計にグッときます。

久美先生は、ミッキーは赤毛のアンみたいな本になって
欲しいと思っていらしたとのことですが、
まさにその通りミッキーは、私にとってそんな存在です。
いつまでも大好きな宝物です。

今日、近所で、香道教えますという看板を見つけ、
グラグラしている私です。笑
ミッキーの世界に、私はずっと魅了されていくだろうな
と思います。

久美先生、素晴らしい作品を
どうもありがとうございました。

追伸
もう続編は描かれないとのことですが、
私はやっぱり読みたいな。。
ダメ元承知ですが、是非!

いづみ

 
とてもとても嬉しいメールをありかとうございました!

わたしも八月の頭にちょこっとだけ、森戸にいきました〜。
娘たちといっしょに、磯でおよいで、フグとかをみました!
でも、クラゲにさされました。
たいしたクラゲじゃないみたいでしたけど、ちくちくした!
鮫も出ちゃいましたしねぇ。

親戚に、くるまでおくってもらったので、
ある朝、134号線を葉山→鎌倉方向に走ったんですけど、まぁ混んでました!
でもって、サーファーのひとが、いっぱいいっぱいいました!

湘南はやっぱりいいですよね。
江ノ電ラインもいいし、横須賀もいい。
わたしもすんでみたかったなぁ。
なんでやってみなかったんだろう!

それと、
わたしはサーフィンをやったことがないんです。
ほんとうに残念です。
たのしそうなのに。
人生がもういちどあったら、やってみたいなぁ。
ダイビングはちょっとやってみたんですけど、
あれなら、あったかい海なら、年取ってからでもできなくはないですからねぇ。
サーフィンは、若くないと無理だ〜!

いづみさんは、素敵な人生をおくってこられたみたいですね。
そして、まだまだ、これからも、たくさんたくさん、いろんなことがありますね!
いーいなー(笑)

わたしも、まだなにかできることは、がんばりますです!

おかみき続編(笑)は、すみません、ぜったいやらないとはいえないんですが、
かなりむずかしいかもしれません。
ミッキーを好きでいてくれるひとの「イメージをこわす」ことがないように
それでいて、新しくかくのが意味あるようなものを書くことが
できる!
というなにかが見えたら、やってみたいなぁとは思っているんですけどね。

いま、岩手日報という新聞で、週にいちど、こどもむけのページに
連載をしてまして、
これが終わるまでは、がんばらないとー!

 

 

2012年4月25日に「すえ」さまより、いただいたメール と、お返事
久美沙織様

 

はじめてお便りいたします。

先日、「丘の家のミッキー」を再読し始め
久々に熱が上がってしまった一読者です。

当時はあまりに好き過ぎて感想を出せなかったのですが

(神様みたいに思っていました。笑)

今は便利な「メール」ができましたから、

ン年越しの感想を出させてください。

 

私が丘みきに出会ったのは小学生で

それから高校生になるまでの思春期を

ミッキーとともに過ごしました。

ですので、再読しても楽しく読めないんじゃないか・・・と

怖いような気持ちがあったのですが、

いざ読み始めるとミッキーに共感していた自分に戻って

本当に本当に楽しく読めました。

なんたって通勤の銀座線でカバーを外して読み通したくらいです。

仕事中のパソコンに向かって

浅葉家や西在家家の家系図を作ってみたくらいです。

(皆さんの現在のお年を推測して、クラっとしてみたり)

 

思春期の私は

良い本に巡り合えていたんだなあ・・・と

改めて思いました。

 

また当時の私にはおぼろげにしか見えていなかった

久美先生からの読者へのメッセージ、

自分の殻をあけて踏み出すことで

新しい自分や人生に出会うことができるんだ、

自分の世界観ゆえにわかりにくくても

そこにある善意を信じていいんだ、という

お気持ちを受け取れたと思います。

 

思えば執筆当時の久美先生こそ

今の私よりずっとずっと若い乙女でいらしたんですよね。

ちょっと、しみじみしてしまいました。

先生が苦労されて書いてくださった作品のおかげで

私の中には「キラキラ」が沢山生まれ、

新しい世界へ期待をもって踏み出し、

人の愛情を受け取る勇気を育てられたと思います。

本当に有難うございます。

 

鎌倉〜葉山、森戸のあたりを通ると

今も せつないような気持ちになります。

こんど雨が降ったら

また散策してこようかな・・・

 

私にはまだ朱海さんがいないんですけどね。笑

 

ではでは感謝をこめて。

 

メールをありがとうございます!

いやー、おかみきのころって、……若かったですねぇ。
もう、前世の、前世紀の、昭和の昔ですからねぇ。
楽しかったですねぇ!

たくさんの奇蹟のような出会いがあり、
いろいろと、「ふつうではできない」経験をさせてもらいました。

読まれたのは、めるへんめーかーさんのイラストのバージョンですか?
平成にはいってから、別のイラストレイターさんで、新装版をだしてもらうこと
ができました。
当時のことで、もう、「いまどき」の若いひとにはチンプンカンプンになってい
ることが多々あるだろう、というので、山ほど注をつけましたです。

でも、残念ながら、あんまり「定番」として流通してないですねぇ。
『赤毛のアン』とかそういう本のように、
本好きな少女なら、かならず一度は、すくなくとも一冊は読むもの……みたいにに
なったらいいなぁと思ってかいてたんですが……
いまは亡き氷室冴子せんせいが、
「わたしたちは、メサキの人気にとらわれてはだめ。
十年後、二十年後にも、読んでもらえる本をかかなきゃだめ!」
って、みんなを叱咤激励してくださったいたのを思い出します……。

わたしはその後もまだまだ、小説をかいてますよ!
よかったら、さがしてみてくださいね。

遅くうまれたウチのむすめがいま小学校二年生。
そのうち、おかみきも、読んでくれるかなぁ。

わたしの葉山の親戚の家も、もうすむひとがなくなりました。
もともと借家だったし、オンボロだったから、あの家はいったいどうなったやら。
買っとけばよかったなぁ(笑)

いつかまた、わたしも、娘といっしょに、森戸海岸にいってみたいと思っていま
すです。

今日は、朝から、おもいがけず懐かしい気分にひたれる素敵なメールをいただ
き、とても嬉しい気持ちになりました!
どうもありがとうございます。
素敵なことがたくさんたくさんありますように!
どうかお元気で。

くみさおり

 

2010年11月26日に、MIKAさまよりいただいたメールと、お返事など
はじめまして。私が「丘の家のミッキー」に出会ったのは19歳。女の子ばかりの専門学 校のクラスで、まわし読みされていて、借りたのがきっかけで、早く続きが読みたくてその後、全巻自分で揃えてしまいました。最近、実家で見つけたこの本を 久しぶりに読んで、すっかり気持ちがタイムスリップ!忘れていたあの頃の気持ち思い出すことができました。
なつかしくて、せつない・・・
恋がしたかった。でも未来ちゃん以上に世間知らずで、臆病で飛ぶことができなかった 私。出会った人が朱海さんみたいに素敵な人だったら恋に落ちてたかなあ。未来ちゃんになりたかった。十巻まで読み終わり、まだまだ物語の中のみんなに会い たくて、当時は続きを待っていたけれど。四半世紀を経て、今は見合い結婚の夫と息子二人。普通に幸せに過ごしています。だから今は想像できるんです。私た ちの上にたくさんの時が流れたように、朱海さん、未来ちゃんの上にも同じように時が流れ、終わらない物語を紡いでいて、それぞれの心の中にミッキーのその 後の物語があってもいいんじゃないかと思ったのです。
でも、いつか、ミッキーたちの子供の話など、天からお話が降りてきたらぜひ書いてみてください。年をとっても仲良しで手をつないで海を眺める二人。素敵かも。
今後のご活躍をお祈りしています。(少し前回と文章変えました。)
 私は本が好きで、今年は暇ができたので、図書館で借りたり、実家で掘り起こしたりして読んでます。前回のお便りのあと、弟の本棚の久美先生の本何冊か読みました。ドランゴンクエストもありました。今度読みたいと思ってますが、ゲーム世代ではないので・・・
先生のホームページも楽しみにしています。
MIKAさま

メールありがとうございました。
拙著、お気にめしていただき、感謝です。
おかみきはわたしにとっても特別な、まぁいってみれば奇跡のような作品です。
たまたま思いついたお話が、一冊ではかききれなくなって、そこそこ売れたもの
ですから、つづきを書いてもよい、と編集部にいってもらって、自由にかきつづ
けているうちに、とつぜん、途中から、たいへんおおぜいのかたに支持していた
だけるようになり、
わたくしめを「コバルトブーム」の作家のひとりにしてくれました。

もし、あれがなければ、人生かわっていただろうなぁとおもいます。

しかし……じっさいにあれを書いていたのは、20代まっただなか。
まだまだ、なんにも知らず、若かったんですねぇ。
突然人気がでてまいあがって、
忙しくて、せわしなくて、
先々のことを考えることもできず、
読者のかたがたにも、編集部にも、自分の周囲のひとたちにも、
たくさんの迷惑をかけました。
そのしんどさの中で、なんとかかんとか、10冊そろったところで、区切りにし、
おわりにしたのでした。

あれから、ずいぶん年月が流れ、
昭和は平成に、20世紀は21世紀になり、
世の中のいろんなことがかわりました。
「本」「読書」「少女」といったもののありかたも、当時とは、
ずいぶん変化したとおもいます。

それでも、
おかみきは、
ある年代のあるタイプの少女のかたがたにとって、
まちがいなく、こころに触れる本であるはずだとおもいます。

だから、……なんとか生き延びてくれるといいですねぇ。
古本でも。
語り継がれ、読みつがれていってくれるといいなぁとおもいます。
古くなった文庫は捨てられることが多いですから、だんだんに、むずかしくなっ
ていくでしょうけれども。

旦那さまとムスコさんたちと、ドラクエ本を読んでくださった弟さんにも、どう
ぞよろしく!
mikaさんの毎日に、素敵なことがたくさんたくさんありますように!

くみさおり
2010年11月に、「きあ」さんからいただいたメールとわたしのお返事などなど
久美沙織先生

初めまして久美先生。きあと申します。このようなメールを送る失礼をお許し下さい。
先生のHPには昨年からお邪魔しています。最近先生の近況を拝見できず寂しい思いをしています。

私が先生のお名前を知ったのはドラゴンクエスト5の小説を読み、ひどく心を打たれた事がきっけでした。
当時はまだ読めない漢字があったりと四苦八苦した思い出の中でも、素晴らしい文章とキャラクターの生き生きとした個性に
自然と涙を流していました。

こんかい、今とても大好きなドラクエ6の小説に感想を送りたくて書かせて頂きました。
先生のHPの、ある方のメールの返信に「5」がいちばん好きで、次が「4」と書かれていました。
私は「6」が大好きです。天空編のなかでとても難しいストーリーなのに、先生の書かれる世界観に、柔らかく、そして、重くならず読めました。
魅力的に書かれた6キャラのうち、ミレーユが大変素敵で先生のお陰でこのキャラクターを「愛情」に近い位、好きになりました。
私の周りの方にも6の小説ファンが沢山います。
キャラクターと一緒になって冒険をしている気持ちなれたり、人間模様にはらはらどきどきしたり、風景描写にため息をついたり、大人になった現在もこんなに感情を動かしてくれる先生に感謝しています。


上手く気持ちを伝えられないのですが、「ドラクエの小説」と聞けば先ず先生のお名前が浮かぶ程、尊敬しています。
この先もずっと尊敬させてくださいませ。

すみませんお聞きしたくて…、作家の方にはツイッターをされている方もいらっしゃいますが、久美先生はされていないのでしょうか?

最後になりましたが、寒さ厳しくなりますが御身体を崩されないようお気をつけ下さい。


きあ

                           ☆

きあさま

メールをありがとうございました!
また、小説ドラクエ「6」を好きといっていただいて、ありがとうございます!

久美蔵をさっぱり更新してなくてスミマセン……
mixiに出没しているのですが、諸般の事情で、そちらの日記は、知っているかた
にしか読めないように設定してあったりしますから、
読者のかたには、とっても冷たい状態でしたね。

じつは、久美蔵の日記にある時、困ったかたがいらしてくださってしまって、
エッチなこととか、わけのわからないことをおかきになるので、困ってしまった
のです。
せっせと消すと、またせっせとお書きになるし……どうやって防げばいいか、よく
わからず、いろいろやっているうちに、こんどは、自分自身までが、カキコメな
くなってしまって! すっかり困って、ほったらかしにしてありました。
なんにも反応しないと、はりあいがないのか、いらしてくださらなくなったので
すが……また、いらっしゃらないともかぎらないし。みてらっしゃるかもだし。

でも、こんどから、せめて、月に一回ぐらいは、お知らせの欄でも、更新するよ
うにします、ごめんなさいね!

「6」は、とてもとても難しかったです。
また「7」はコンペで負けて、別のかたがおかきになったので、「6」がわたし
のドラクエの最後になってしまいました。
それを、好きといっていただいて、たいへんありがたいです。

ツィッターは、基本的に、やってません。
小説家は、「ついついたくさん書く」のが本能で、短いの、あんまり得意じゃな
いし。あわただしいの、ちょっと苦手なんです。
時代おくれですかね(笑)。

ではでは、

メールありがとうございました!         
 
2009年4月5日に、岡山のなえさまからいただいたメールより
久美先生

桜がほぼ満開、いい季節になってきました。
以前(2005年12月頃)コウノトリモビールを送っていただきました、岡山の
なえです。

大変報告が遅くなってしまいましたが、昨年8月28日に双子の娘を授かりました。
以前、先生の『45歳、もう生んでもいいかしら?』を読んで勇気をもらったり、
HPを読んでいろいろ参考にさせていただきました。
思い切って不妊クリニックに通ったりしましたがあまりいい結果にならず、
しばらくやめて漢方を試したところ2〜3ヵ月で一卵性の双子を自然妊娠しました。

双子だったためか、少し早く(32週ちょっと)、小さく(1920g、1302g)生まれ
いろいろ心配しましたが、今では長女7.6kg、次女6kgと大きくなりました。
42歳でいきなり二児の母になるとは想定外で戸惑いましたがしたが、
いろいろな人に応援してもらいながらなんとかやっています。

次から次へ心配事があったり、いろいろ大変な毎日ですが、充実した日々を
送っています。二人の笑顔や寝顔を見ているととても幸せな気持ちになります。
二人そろってよく寝てくれるようになったので、今は少し余裕ができました。
夜は8時前には寝て、朝6〜7時ぐらいまで寝てくれます。親孝行な子たちです。

コウノトリモビールは昨年結婚した兄夫婦のところへ飛び立ちました。
そちらでも実を結んでくれるといいなぁ〜と思っています。

勇気と希望をありがとうございました。まずはご報告まで。
双子ちゃんのママになるの、あこがれでした〜! 保育園にも、何組か双子ちゃんがいて、素敵です。

ベビーのうちは、お世話が二倍! というだけで、ほんとうにたいへんだと思いますが、ちょっとすると、双子ちゃん同士でコミュニケーションができるようになって、「お互いに話し合ったり、助け合ったり」してくれるようになるんじゃないかと思います。いつでも、そばにいてくれる誰かがいる、寂しい時も、退屈な時も……というのは、きっと、とても幸福なことだと思います!

どうぞお幸福に。お兄さまのところも。

 

6月8日と17日に、まきさまからいただいたメールより
久美先生

はじめまして。まきと申します。今まで、私の駄文を読むなんて久美先生のお時間がもったいないと思い、ファンメールを送ることなど考えてもおりませんでした。
しかし、最近小説ドラゴンクエストを読み返し、どうしてもお礼を伝えたくなってしまい、メールいたしました。

私が小説ドラゴンクエストを読んだのは小学6年の時でした。その頃私はドラクエのゲームをやったこともありませんでしたが、クラスで流行っていたので、友達に借りて読みました。すぐに先生の美しい描写の虜になり、ほんのちょっとの時間も惜しんで読みふけりました。読み終わった後、この本たちは絶対手元に置いておきたいと思い、親に嘆願して自分の分を買ってもらったルビス伝と4、5、6が、大学生になった今でも私の一番の宝物です。

先生のお書きになる文章は本当に美しいです。私が今まで目にしたどんな綺麗なものよりも綺麗ですし、おそらくこれからもそうでしょう。小説の中の風景は原風景となって心に染み付いて、行ったことがある場所のように思い出されることがあります。登場人物の抱いた思いも、まるで自分の記憶のようにリアリティを持って私の中にあります。
大人になって読み返してみても、本の中の懐かしい世界はまったく色あせた所がありませんでした。小学生の頃にこんなに素晴らしい読み物を与えられた(私を含めた)子供たちは、なんて贅沢者で幸せ者なのだろうと思います。本当に、本当にありがとうございます。

まき
まきさま

メールをありがとうございました。
お返事が遅くなってしまってすみません。
ちょっと家族が風邪をひきまして、バタバタしておりました。

小説ドラゴンクエストをご愛読いただき、ありがとうございます。
良い時代に、良い作品にめぐりあい、良いしごとをさせていただけたと思ってお
ります!
わたし自身は、「5」がいちばん好きで、次が「4」でしょうか。

ドラゴンつながりなのでセンデンしますが、
実は、わたくしめの書きましたドラゴンファームシリーズ(ハヤカワ文庫)が、
ちょうど、来月から、ウェブで漫画化されることになっております。
およそ半年かけて、登場人物、登場ドラゴン、その他、いろいろきっちり設定
し、熱意をもって描いていただいております。
よろしかったら、読んでやってくださいませ。

新作のご案内などは、自家製拙サイト「久美蔵(くみくら)」にだしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

4月18日と、5月10日に、神戸のあんどうさまより、いただいたメールより
久美沙織様

お久しぶりです、神戸のあんどうです。
こちらは桜の季節はすっかり過ぎました。軽井沢にも、もう春はやってきているん
でしょうね。

ご報告がすっかり、本当に、ものすごっく遅くなってしまいましたが。
昨年8月22日に、娘が生まれました。
今ではもうすぐ8ヶ月。離乳食も朝夕と2回、もぐもぐ食べています。
妊娠中の8ヶ月は、うんざりするほど長かったのに、生まれてからはあっという間で、
未知の生物(笑)と過ごす日々は、大変だけれどもとっても充実しています。

一昨年(あぁ、もうそんなに経つんですね!)の12月に、派遣していただいたコウノトリ
モビール。
先日、東京の友人の元に旅立ちました。
手元を離れてしまってちょっと寂しいですが、素敵なことをつないでいけたらいいな、と
思っています。

もうすぐゴールデンウィークですね。
軽井沢の街も、観光客でにぎやかになる季節でしょうか。
わたしはそれぞれの実家に帰省する以外は、おうちでのんびり過ごそうと思っています。
娘とごろごろするのが、いちばんのしあわせなので(笑)。

それでは失礼します。
くみです。
もうすぐ8カ月というと、そろそろ「超高速ハイハイ」にあきたらなくなって、
なんとか立ち上がろうとするころでしょうか?
離乳食、ぶじ進んでいるようでよかったですね!
これからも……長いですよ〜〜〜(←脅してる?)

ウチでは、3歳になっても、オッパイとオムツがやめられなくて、
ちょっと困っております。
保育園で、今年からはいったひとにとっては先輩になったのですが、
3月うまれでカラダはあいかわらずクラスでいちばんぐらい小さく、
自分を「おねえさん」にしようという気があまりない、
いつまでも「赤ちゃん」のままでいたい、のではないかと
疑っております。

コウノトリ、ご友人にお譲りいただけたとのこと、よかったです!

ちなみに、なかなか赤ちゃんができないひとに読んでいただけたら……の本、
原稿はもう、とっくに、はいっているのですが、
6月にでるはずだったそのシリーズそのものの創刊が少しおくれるかもしれな
い、とのことです。[注・どうやら8月になりそうです]

ではでは!

どうぞお元気で、
あまり疲れないように、
なんでも、他人がやってくれることは、他人にやってもらってくださいね(爆)


それがですね、数日前にやっと未完成な寝返り(片腕が抜けなくてもがいてます)が
できたばっかりで。
それも、それ以来する気配もなくて。
はいはいもおすわりも、いつのことやらさっぱり??といったところなんです。
でも、もぐもぐよく食べて元気もよくて体重も増えているし、まぁ個人差なのかな、と。
結構のんびり構えています。
もうすぐ市の9ヶ月検診があるので、その時にちょっと相談してみるつもりではいるので
すが。

そんな本が出るのですね!とっても楽しみです。
妊娠前に出てたら読みたかったー!!
出版されたら必ず買わせていただきますね。
で、コウノトリモビールを贈った友人にも、さりげなーく宣伝しておきます(笑)。
わたしが購入してプレゼントしてもいいのだけれど、デリケートな問題なので。

今日の神戸は、GW中とはうって変わって、ずいぶんと冷えます。
しまいこんじゃった毛布、再び出してきました。
軽井沢はきっと、かなり寒いんでしょうね。
季節の変わり目、体調など崩されませんように。

 

4月30日(わたくしめの誕生日!)に、syuuさまよりいただいたメール
初めまして。自分はシュウと言います。
突然メールを送ってしまい申し訳ありません。
久美先生が書かれている「ここは魔法少年育成センター」の1
〜3を4年ほど前にタイトルとデザインに惹かれて買い、1度読
んだきりだったのですが、久々に読み直してすごくいい作品だ
と思いました。
だから今回初めて感想をメールにて送らせていただきます。


先ほど3巻を読み終えたのですが、庵野君が自分の過去を話す
場面と坂浦さんの過去を知った後での坂浦さんのセリフについ
涙が出てしまいました。


本人がどんなに良いことをやっていたとしても、それを知らな
い人からすればそうは見えないっていうのはよくあります。人
は他人の内実を(見ただけでは)知ることはできないから、自
分の中で答えを出してしまい、それを正解だと思ってしまうん
ですよね。例え良いことをしてると気付いても、その前の自分
の行動によっては相手を認めたくないと思うこともありますし
。
自分もこれまで生きてきて(たかだか20年ちょっとですが)わ
かることもあったので、それを庵野君が自分の口から語るとこ
ろは本当に切なくなりました。
それと同じ場面で、相手が正しいとわかっているけど、自分を
悪者にしたくないから周りと一緒になって良いことをした人を
悪者にするっていう文章には驚きました。自分にはそこまで考
えが及ばないので。さすがだなと。


人は自分と違うものを怖れ、そして最後には排除しようとして
しまいますよね。この作品で言えば一般人が魔法使いに抱く感
情です。
坂浦さんもそうだと思って読んでいたのですが、そうじゃなく
てお父さんのことで魔法使いを許せなくなっていた。これは当
然の気持ちですよね。父と魔法使いの間に関わりがあると知っ
ていたのなら尚更許せなくなってしまうでしょうし。
名前にもあるように逆恨みなのでしょうが、辛い時は怒りを誰
かにぶつけたくなるんですよね。そうしないと自分を保てなく
なるような。多分本人も心の底では理解してるけど納得したく
ない自分がいてという感じで。だからこそ坂浦さんが3巻では1
番人間らしいと思いました。
そして、そういう面を見せてくれたから、この人が1番自分に
近いのではないかと共感できました。同じ経験をしたこともな
いのに簡単に共感できるなんて言ってはいけないのだと思いま
すが…。


ここまでサブキャラについてしか書いていませんが、主人公の
瑛蘭君も大好きです!今まで読んだ本の中でもかなり好きなキ
ャラです。
最初のうちこそ子どもっぽい感じでしたが、話が進むにつれて
どんどん成長していきますし。庵野君に優しいと言ってるけど
君こそ優しすぎるだろって思えるくらいに優しい性格ですし。
読んでいて飽きが来ないキャラだと思います。
しかも3巻ではナル君の「ことと次第によったらバイでも〜」
発言や、鳥越君の"長谷川瑛蘭のいないところに。"という想い
の2つのフラグっぽい文章があったので今後の展開がかなり楽
しみです(笑)どっちに転んでも自分はOKですし。
個人的にはクロウとは普通の友達のままでいてほしいなと思っ
ていますが。
そういえば3巻の始めの方で瑛蘭君は受け攻めって言ってまし
たが、そういう知識があるんですよね。少し不思議です(笑)


長くなりすぎてすみません。最後に上手くまとめられるといい
のですが…。
最初に読んだ時は自分は高校生で、小説を読み始めたばかりだ
ったので「とりあえず読む」という感覚で内容を理解しようと
せず、わからない言葉を調べもせずなんとなくで読んでいまし
た。
だからこそ今回新鮮な気持ちで読めたと言えなくもないですが
(笑)
ですが今回読み直して、昔の自分は文章の大事であろう箇所、
自分に共感できる部分などを無視して"理解する"ということを
全然してなかったんだと気付きました。
もちろんこれまでに他の本も読んでいるので、その影響もある
とは思いますが、「イクセン」を読んで、理解して読むことの
大切さにはっきりと気付かされました。
やはり(自分なりの)理解した上で読んだ方がおもしろいんで
すよね。それを気付かせてくれたことに感謝しています。
しかし何より、この本を書いてくださった久美先生に1番感謝
しています。本当にありがとうございました。
今後ともお身体に気をつけ、いい作品を生み出していってくだ
さい。「イクセン」の4巻楽しみにしています!
(ちなみにイクセンの新刊の発売前に久美先生の他の作品にも
手を出してみようと思っています。男の自分にも読みやすそう
なものからですが(笑))
長くなってしまいすみません。それでは失礼いたしました。
アホ話を気にいってくださってありがとうございます。
もともと、あれは、
「魔法使いがもし少数民族だったらいたら……イジメられるだろうな」
という思いつきで書き出したものでして。

あの手この手、きっとこんなふうにイジメられます、というのを、ずっと書いて
きているわけでございます。
なので、実際の世の中にあるさまざまな問題と、少し近かったり、同じシクミで
起こっていることだったりするんでしょうね。

syuuさんみたいな読み方をしていただくと、とても嬉しいです。
もちろん、「なんてバカバカしい話なんだー!」とただ爆笑していただくんでも
かまわないんですけどね。

 

12月6日に、Oliveさまよりいただいたメールより
久美沙織さま

こんにちは。
昨年の10月にコウノトリを送っていただいた大阪のOliveです。
妊娠のご報告をさせていただきましたが、
10月に無事女の子を出産しましたのでご報告です。

35歳を過ぎ、不妊治療を始めて1年。やっと子宝に恵まれました。
前置胎盤で管理入院し、帝王切開での出産でした。
やっぱ高齢だから前置胎盤なの?とか、羊水検査しておけばよかった?とか
出産直前まで不安でいっぱいでした。

でも、わが子がたくさんの幸せを運んできてくれました。
もうすぐ2ヶ月、抱っこなどで手首を痛めていますが、
日に日に成長していく姿に、毎日わくわくしています。

子どもの名前は未来(みく)です。
名づけてから、おかみきと同じだと気づき、
産褥期に子どもをあやしながら、実家に置いてあった本を読み返しました。
うちの未来も、あんな素敵な友だちや彼氏に恵まれますように。
大きくなったら、おかみきを読ませなきゃ。

コウノトリのモビールは、友人に渡すことにしました。
おめでたの数珠つなぎになったら、ご報告しますね。
関西で有名なコウノトリになるかもしれません。

「とってもシンドローム」に出会ってから、もう20年以上になります。
これからも素敵な作品を楽しみにしております。
寒くなりますが、お体に気をつけてくださいませ。
本当にありがとうございました。

Olive

Oliveさまご連絡ありがとうございました!

それはそれはおめでとうございます!
寒くなってきました、体力おちてると思うので、お気をつけてくださいね。
赤ちゃんダッコしてるとあったかいよね(笑)。

みくちゃんによろしく!

おともだちのかたのご幸運も祈りますです。

みなみなさまに素敵なことが起こりますように!

 

9月24、25日にいただいた Pーさまのメールより
初めておたよりさせて頂きます、Pーと申します。
2年前、『45歳もう産んでも…』をたまたま書店で見つけ、読ませて頂きました。
私も2005年に遅い結婚をし、ちょっと『高齢出産』気になりはじめていたので、
とっても励みになりました。現在44歳。リミットぎりぎり?不妊治療なるものは
していませんが(人の聞くだけで嫌になり、自然が1番!とも思い…)、一つ原
因であろう冷え症は漢方薬で治って来て、体調も良いはずなのにちっとも妊娠し
ない!で携帯のiモードで『くみくら』を見つけ、よく見たら久美沙織さんの
ページ!!不妊卒業しませんか?には、はっきり図星!があって、納得しました。
去年までバリバリ25年のトリマー生活、このままはいけないと辞めたのですが、
意識はそのまんま。
ユルム、自分を甘やかす、なんでももらう!…キモに命じて…心掛けて頑張ってみ
ます。あ、がんばり過ぎないでがんばりますo(^-^)o

子宝グッズ、また何か良いものありましたら、ご紹介下さい。
これからも 応援しています。かわいい娘さんのお話も楽しみにしてますo(^-^)o
ペットと赤ちゃん、も安心するお話でした。
うちには娘のようなシャム猫がいます。二代目です。先代は22歳まで大切に育て
ました。赤ちゃんと一緒にいて大丈夫!と周りにも言えます!し、離れる気は全
くありません。コドモの一人だし…。

 

ご連絡ありがとうございました。
いろいろご愛読ありがとうございます!

拙サイトの「気になるところ」はぜひとも、旦那さまにも読んでいただいてくだ
さい。この件は、旦那さまの協力がなによりかかせませんです。
> > 子宝グッズ、また何か良いものありましたら、ご紹介下さい。
ピンク色で、なにか、どうでしょう?

寝室まわり、(まくら、ベッドカバー、おきものなど)
お寝間着やガウン、
あるいは、
マニキュアとか、ピアスとかでも。
旦那さまと、ご自身が「のんびりまったり」なさるような気分の時に
目にはいるものがいいです!

美しいにゃんこさまの、首輪とか、首輪のアクセサリーとかはどうでしょう?
にゃんこさんにも、「コウノトリ」になってもらうってことで。


素敵なことがおこりますように!
寝室はピンクのカーテン、ベッドカバーもピンク、もちろん愛猫(娘)の寝てる
とこもピンクのキティちゃんの布団。パジャマもピンク好き!あとついでにお財
布もピンクにしてみました。
あと飛騨高山のさるぼぼ人形(ぼぼは赤ちゃん、猿[縁]で赤ちゃんに縁)〜オ
レンジが子宝に恵まれるとかで昨日買ってみました。だんだん神懸かりになって
来てしまいましたが…。
身体の方は冷え症だったので、漢方薬を処方してもらい、今も飲んでいて、また
冷えに気をつけて、夏でも冷たい物は飲まない、食べない。足元冷やさないをし
ています。

あと足りないのは自分の心のリラックス、フェロモンも〜足りないかも…。なに
せ結婚まで[恋愛]なるものまるでなく、仕事一筋でしたから…。お友達はみん
な女。それで満足だったし。
旦那さんは5歳上ですが、なんでも、男性は興奮させると精子くんは元気に泳い
でくらしいですから、まだまだ大丈夫〜とは思うのですが、私がきっと防衛反応
が過多になってるのでしょうねー。そうやってもらえるもの、自分で潰してるかも。

久美さまのサイト、じーっくり読んで、キモに命じてみます。もしかして、身体
でなく『心の不妊』かもしれないですから。

では、またメールさせて頂きます。
くみくらのサイト、見つける事が出来て、とても幸運だと思います。友達にも教
えちゃいますo(^-^)o
 
またまたメールしました。Pーです。
久美さんは自分は専門家ではないとおっしゃってますが、私は[不妊の為の教室]に
通いましたが、その先生の教えてくださったことと、久美さんのおっしゃる事は、
ほぼ同じ事が多いと思いました。

やはり不妊の方が増えている背景には、女性の社会進出がめざましい今日の日本の
姿がありますね。みんな、仕事にやり甲斐を覚え、『男性並』にバリバリ仕事を
こなす方が、不妊になっているのが多いような気がします。教室にもそういう方が
多かったです。いわば、みんな男性化しているような…。(心の中が)
仕事で精一杯気張ってると、『ゆるむ』『自然に帰る』という事が出来なくなって
しまっているようです。キャリアウーマンほど、家庭でも、しっかり者の良き妻…
夫にとって『母親的』存在。で、うちの中でもバリバリ仕事として熟してっている
ようで。久美さまの言う、『受ける』甘えが下手くそになってるかもしれませんね。

高度不妊治療にわたしが抵抗を感じるのは、『命』を授かるのではなく、作るみ
たいになっている所、自然では有り得ない事をしているところです。
生き物はみんな自然淘汰、弱肉強食、強いモノだけ生き残る〜に反しているようで。人間も生物。精子さんは放出されて、1a進むのに1分も掛かってホフク前進して
敵にやられながらも30aの道程をやっとこ辿り着けたのが、また、たまたま
待ってた卵子とドッキングしてやっと一つの命が生まれる所[助産婦さんの話]を
生きが良さそうな精子くんをひょいとスポイトでつまんで卵子さんとドッキング。
楽して受精したのは世の中に生まれてからの『試練』に耐えられるのかなあ?って
気がして、やはり自然が1番!!て思ってます。
行ってた教室も、40代の参加者も多く、『生理があるうちは自然妊娠出来る!』と
励まされました。心と体を気功と講義の心法で治し、自分で自分を治して行けます
パニック障害も治っちゃいます。
生理がすごーく不順な人までも、お医者さんでいくら治療してもダメだった人も、
妊娠してってるらしいです。
よかったら、中央公論新社の『あなたも自然妊娠できる』や『不妊を治す気功学』
あんどうよしみ著を読んでみて下さい。
久美さまと同じ事も言ってます。本読んで妊娠できた人もいるらしいです。

 

何度もありがとうございます!
Pーさまのメールで、勇気づけられるかたもきっとあることでしょう。
みなさんに素敵なことがおこりますように!

 

 

9月9日と10日に、仮名・山田花子さまよりおおくりいただいたメールです。
ご無沙汰しております。
ちょうど一年前の9月にコウノトリモビールを送って戴きました山田です。
報告が遅れましたが、今年の7月に無事に女児を出産いたしました。
長く子供を授かる事が出来ませんでしたが、モビールを送って戴いてすぐに妊娠がわ
かりました。
出産は難産で子育ても大変ですが、赤ちゃんの笑顔を見ると疲れも吹っ飛んでしまい
ます。
今は赤ちゃんの成長を見るのが楽しみです。
モビールを送っていただいて本当にありがとうございました。
おめでとうございます、よかったです〜!

産後は、母体も疲れてるはず。
はりきって、がんばりすぎてしまわずに、できることは人任せにしたほうがいい
ですよ〜。
特に旦那さん(笑)。
最初の頃が肝心なので、「ほっといてもだいじょうぶ」と思われないように、
ちょっとシンドイかもと思ったらどんどんSOSをなさって、たのしく、ゆとり
で、過ごせるようになさってくださいね〜!
こんばんわ。

赤ちゃんもやっと70日を過ぎました。
新米ママで毎日悪戦苦闘していますが、主人の助けもあり頑張っています。
私は高齢出産だったので大変な難産を経験しました。
結局は自然分娩だったのですが初産で破水してしまい、もう少しで母子共に危なかっ
たのです。
妊娠中も流産しないかと毎日不安でしたが、無事に赤ちゃんが産まれてきてくれて嬉
しかったです。
どんな本を見ても高齢出産に関して良い事は書いてありませんでした。
でも赤ちゃんを信じて出産に挑みました。
これから出産を迎えるにあたって不安に思っている方、赤ちゃんを信じてあげてほし
いと思います。
そうすればきっと元気で可愛らしい赤ちゃんが産まれてくることでしょう!
すてきなおコトバをありがとうございます!

どうか、お元気で、お幸福に!

 

8月31日、yさまよりいただいたメールです。
やりました! 出産報告
久美さま

こんにちは!コウノトリさん派遣先の×××のyと申します。
とうとう出産報告ができます!!
7月29日午後5時15分に2746グラムの女の子を出産しました。
明け方5時に入院してちょうど半日。いきみ四回で産まれてくれました。
36歳初産、頑張りましたよ。
黄疸で退院が一日延びたものの、私の37歳の誕生日、8月4日に無事退院すること
が出来ました。

私は一度流産をしているのですが、そのときの出産予定日は5月15日だったんで
す。今回の出産は偶然5時15分。あのとき帰ってしまったけどまた戻ってきたこと
を、この子は証明してくれたんだと思えてなりません。

本物のコウノトリさんのひなも同じ7月に巣立ったようですね!
鳥さんだけど、他人事とは思えません!!

そうそう、次の派遣先のお友達も2回目の体外受精で懐妊しました。なんと双子ちゃ
んを妊娠中です☆
コウノトリさん、すごいっ!!

名前は「♪ちゃん」と言います。
主人と私から一文字ずつ取りました。
いつの時代も変わらない愛らしい字を選びました。

久美先生、お会いしたこともありませんが、我が子誕生のアシストをしていただいて
ありがとうございました。
不妊治療・鍼灸・漢方薬・体力づくり・・・そしてたくさんの人達のアシスト。
それら全てがうまくかみ合ったんでしょう。
感謝しております。
結婚12年目でやっと来てくれた赤ちゃん、大切に育てます。

先生もお身体を大切に、ますますのご活躍をお祈りいたしております。
嬉しい嬉しいメールをありがとうございました。
よかったですね! おめでとうございます。

いきみ四回なんて優秀です!
腹筋が鍛えてあったんですね。

ほんとうにおめでとうございました。
そして、
おつかれさまでした!
産後は、おかあさんもどうしても疲れがちになります。
初産だと、慣れないことで、わからないことだらけだし。
きっと、何かとはりきって、がんばってしまうと思いますけれど、ちょっとで
も、「らくしたいなぁ」「やすみたいなぁ」と思う時には、誰かに頼って、甘え
て、助けてもらってくださいね。
育児は超長期戦なので、意地や根性ではなかなか持ちこたえられません。
また、
旦那さんや、ほかのご家族に支えてもらう体制をつくるにも、最初にあんまりが
んばりすぎて「こりゃーほっといても大丈夫だな」と思ってもらわないほうがい
いです(爆)!

三人家族の生活、うーんとうーんと愉しんでくださいね!

ではでは

ほんとうにありがとうございました。

 

 

6月3日、sさまよりいただいたメールです。
はじめまして。
『45歳・・・』を読み、サイトと見つけて、『不妊や卒業しませんか?』を読み、すごく納得してます。

今月45歳になります。
前のパートナーの時には、まったく子どもがほしくなく、
万が一にもできたら困ると思ってました。
40歳目前に出会った今のパートナーの子どもがとってもほしくて、
でも体調が悪くて、薬飲んでいたから、できなくて・・・・
やっと体調がよくなり、ほしいねほしいねと言っていたら、
43歳で自然妊娠するも、流産。

産婦人科からこの歳から妊娠を目指すなら不妊治療をとすすめられ、わけもわからないままにタイミング、AIH、体外、顕微とすすみました。
流産からようやく1年。

なんだか違うような〜と思いながら、ホルモンデータやエコーに一喜一憂。
自分のホルモンバランスを崩すような強い注射はしないと決めていたのに、
結果がでないと、落ち込んで、もしかしたら上手くいくかもの誘惑にまけて、むちゃくちゃハードな卵巣刺激をして、
なのに、全部空で採卵できない。
ぼろぼろになっていくようで落ち込んでいました。

いろんな不妊治療のサイトで勉強したりしましたが、
久美さんがおっしゃるとおり、こういうところには交感神経優位なタイプの頭でっかちな雰囲気があって、かえって妊娠から遠のく気もするんです。
こういうとこにどっぷり浸かっちゃダメだとなんとなく思ってました。

わかっちゃいるけど、やめられないのが、不妊治療です

私自身、頑張ってなんでも乗り切ってきた人間なので、
「問題があれば、解決し、乗り切るのは不妊治療も同じ」と断言して、パートナーから「子どもを授かるのはそういうこととは違うんじゃない」と言われていましたが、
なんか、がんばらないとダメな気がしてましたね。
でないと後悔しちゃいそうだから。

とても意志的な生き方をしてきたので、流されるのもあまり得意ではありません。

でも、最近、仕事でも壁にぶちあたり、妊娠もできないで、
うつ気味でした。

疲れちゃって、もうがんばれない。
私は機械じゃない。私の身体はデータではない。
どうしていいかわからず、
せめて自分が出産しているイメージトレーニングでもしようと、
45歳と出産というキーワードで検索したら、久美さまにぶちあたりました。

<ああ、ゆるもう・・・・・ゆるんじゃっていいんだ>って素直に思いました。

ずっと1日3時間睡眠で仕事をしていたのに、とたんに毎日、眠くなりました。
副交感神経が少し、働きはじめたのかもしれません。

不妊治療のいろんな知識があふれかえるなか、
ゆるめること、の大事さを発信してくださったことは、
貴重です。

おまじないとか、あまりやらないたちですが、お守りやおまじないって、受け入れるとか、ゆだねてみるとかに効果があるんだろうなって、今思います。
自分をこえたものにすがるってそういうことですよね。

なんか、久しぶりにスカートなどはいみたりして、ゆるんでます。

素晴らしいメッセージをありがとうございます。
長くなりましたが、感謝をつたえてくて。

失礼しました。
ご連絡ありがとうございました!
拙著およびサイトの拙文が、多少なりとも、お気持ちをなぐさめるお役にたったとしたら、たいへん光栄です。おつらい思いをなさったんですね……。

いわゆる不妊治療は、数ヶ月でぶじ解決してしまえばともかく、長引けば長引くほど、女性の心身に痛手をあたえがちです。ひょっとすると「中絶」よりも、過酷なのではないかとわたしは思っています。

Sさまのメールを読ませていただくかぎり、いまのパートナーのかたは、とてもステキでやさしいかたのようです。そういうかただからこそ、そのかたともベビーが欲しいという気持ちになるというの、よくわかります! 気分をラクになさることで、体調などがよい方向に転じて、嬉しいことがおこるといいですね……!
今朝、無麻酔で採卵をして、すぐに出勤して、バリバリに仕事をしています(^_^;)
過去にも移植後すぐに新幹線で出張したり、もうむちゃくちゃしています。

安静にとか、ストレスをなくすとか・・・私の生活では、そんなことは望めませんので、なるべくゆるむようにして、オンオフ切り替えようとしています。
昨日、パートナーには「仕事中は受け身にはなれない。仕切りまくるから、2人でいるときにはあなたにまかせてしまうからよろしくね。仕事では陽、プライベートでは陰になれるとしたら、陰陽のバランスがかなりいいはず!」と宣言しました。

最近、リラックスしはじめたからか、自然周期ではじめてグレード1のいいタマゴが1個採れました。
後は神様におまかせします。なるようにしかならないから。
(ちなみに私は無宗教です。)
以前はこの「ゆだねる」ことができず、サイトをチェックしまくり、
培養液の中で受精卵が頑張っている間は、
なにも今自分にはできないのに、ダメだった場合の次の対策とか考えまくっていました(^_^;)

ながびく不妊治療は本当にダメージが大きいです。
50歳で妊娠した人がいると聞けば、まだまだ自分もと思います。
医療だけでなく、心のケアが大事と言われているけれど、
なかなか現実は追いついていません。
ドクターは患者の心にまでは興味がありません。
特に高齢だと、治療を拒絶されたり、ちょっとさげすまれたり、
自分で寄る年波にショックを受けたりします。
私のメールがお役に立てるなら、どうぞ使ってください。 
うっうっ、わたくしめにまでお気遣いありがとうございます。

sさんのメールを拝見していると「おおー、このかたはさぞかしシゴトができるだろうなぁ」と思わずにいられません。どんな業種なのか存じませんが……sさんがぬけたら、現場が正常にまわらないとか、みんなが立ち往生するとか、きっとそういう立ち位置にいらっしゃるんだろうなぁと思います。

先を見越して手をうって、ひとの分まで引き受けて、誰かの尻拭いをするために余分に奔走する……そんな日々なのではないでしょうか。

かみさまが、そんなsさんに、ステキなプレゼントをくださいますように!

オンオフきりかえ、うまくいきますように! 

祈ってます。

 

2007年5月30日 iwakiさま よりいただいたメールです。
久美沙織様、はじめまして。
私は猛烈な丘ミキファンです。・・・、とかいいつつ、最近まで思い出す事はなかったのです。ところが、本棚の整理などを何気なくはじめてみたら、出てきたではありませんか!丘の家のミッキーがっ!
「わー懐かしいわあ」
と、ぱらりと本をめくったが最後・・・。朝から晩までむさぼり読みました。
初めて丘ミキを買ったのが中学一年で、最終巻である10巻が発売されたのが高校1?2年の頃で。あれから20年近くがたつのですね。
丘ミキに憧れて、カトリックの女子高に入学しました。そこで、友人に「初めて○○ちゃん(私の名前)見たとき、この子ミッキーのイメージやなあ、って思ってん!」と言われ、どれほどうれしかったことか!30を過ぎた今でも、「他人から言われて嬉しかった言葉No3」の地位は譲られていません!(笑)そして、高校、短大を卒業し、社会に10年以上もまれ、花の負け犬独身組の今の私が、「今丘ミキを読むと全然違う感想なんだろうなあ」と、思っていたのですが・・・。とんでもなかった。
気持ちがあの頃の、初めて読んだ頃の気持ちになるのですね。
ミッキーの鈍感さが可愛く、朱海さんにはひたすらドキドキして・・・。
「こんな人いるわけない」と、あの頃もすでに思っていたし、今なんて充分すぎる程知っているのに、ものすごく切ない気持ちで読んでしまうのです。丘ミキを読み終わって、しばらくぼう、っと余韻に浸っていたあの頃。確かに私はミッキーになって、朱海さんと恋をしてたんだ、って思います。あの頃ファンだった女の子の多くと同じように。そして、今私が切ないのは、丘ミキはもちろん、丘ミキに夢中だった、あの頃の自分もひっくるめて愛しくてしょうがないのではないか、と思うのです。10巻のあとがきにあった「続編」を、待ちながら、「せかしたりしてはいけない。だって、物語の中で久米かおりが「ファンは終わる事を許してくれない」みたいな事を言ってたし。あれはプレッシャーになるんだ、きっと。」
と思い、お手紙を書きたい気持ちを我慢し、やがて、3年、5年、10年が過ぎると諦めがついていました。「そっかー。もう続編は書かないんだな」と。でも、今回、改めて作品を読みなおしてみると、「ああー!もう一度、ミッキーや朱海さん、うらら、ミキパパに会いたい!!」
と、いう気持ちが燃え上がってきてしまいました!
けど、久美さんが書くことはまずない、というのはこちらのサイトでも書いておられるし・・・。
諦めがつかない私は、「よーし!じゃあ自分で書いてみよう!」
とパソコンで「続編」を書き出し・・・
5行でお手上げしました。
カリフォルニアで、落ちこんでるミッキーと、それを励ますバートさん、ってシーンから書いてみたんですが・・・(笑)無理がありました。
どうですか?これをヒントに構想意欲沸いてきたり・・・?しませんよね(笑)つまらない事をして、ごめんなさい。でも、それくらい、「丘の家のミッキー」が大好きなのです。私の青春そのものです。このような素晴らしい作品に出会えた事、そして今又、この作品の素晴らしさを再認識できた事を幸せに思っています。ありがとうざいました。これからも、お体に気をつけて、執筆を続けてくださいね。

PS 私は一度だけ、久美沙織さんにファンレターを書いた事があるんです。それもイラストまで描いたりして。相変わらずひとりよがりな内容の手紙でした(笑)

iwakiさま

メールをどうもありがとうございました!
そんなふうに愛していただけて、おかみきは幸福な作品だと思います!

ただ、続編は……いまとなっては、ますます難しいですねぇ……
なにしろ、わたくしめは留学ということをしたことがないものですから……
そして、読者のかたがたの中には、実際に体験をなさったことがあられるかたが
多々いらっしゃっるわけで。
「こんなんじゃないわ」といわれてしまいそうで、こわくてかけません……

留学なんてさせたのがわるいんですが……他に、きれいな終りかた、幕のひきかた
を思いつかなかったんですよねぇ。 

……つづけくなった時に、あとからなんとでもなるようなカタチにしておかなかった……若かった(笑)! 

いまのズルいわたしなら、もうちょっとちがう幕切れができたかもしれませんが、そういうわたしでは、そもそも、おかみきがかけないかもしれません!!!

どっちがマシかっていったら……まぁ……???

 

2月4日に、匿名希望さまよりいただいたメールです〜! 
久美さま こんばんは。

昨年秋にこうのとりさんを派遣していただいた××市の、☆☆☆と申します。

あれから初めての体外受精で無事妊娠いたしました!

排卵誘発剤の副作用で卵巣が腫れ、安静のため一ヵ月半も入院しましたが、退院後は順調にマタニティライフを過ごしています。

こうのとりさんたちは全員派遣されたのですね。うちのこうのとりさんは赤ちゃんの欲しい友人宅へ派遣しようかなと思っております。

本当にありがとうございました。あと半年後に出産報告ができるように頑張ります。

寒い時期ですのでお風邪をひかれませんよう。

うわぁい! 

ご連絡ありがとうございます。
うれしいおたより!
ほんとうによかったですね。

すごいすごい。おめでとうございました!

 

2月1日、あんどうさまより、いただいたメールです〜。
久美沙織様

先日(昨年クリスマス頃)にコウノトリを派遣いただいた神戸のあんどうです。
暖冬とはいえ、毎日寒い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。

久美せんせいからお送りいただいたコウノトリ、すぐに組み立てずに枕元に置いていたのですね。
起きたら眺めて、寝るときにも眺めて。
そしたらですよ。
なんと本物のコウノトリ、来てくれました!!
逆算してみると、紙のコウノトリが来てくれた頃に着床した模様(笑)。
いま9週に入ったところで、昨日母子手帳をいただいてきました。
なんかあまりにも早すぎてびっくりしているのですが、ちゃんと育ってくれてるみたいです。

久美せんせいオススメの「サラダみたいなショーツ」、妊娠がわかってすぐフェリシモで注文して、早速愛用してます。
コレ、いいですね!すごく伸びるしあったかいし、色も可愛いし。
素敵なものをお教えいただきまして、ありがとうございます。
お洋服は、独身の頃のピンクハウスがいっぱいあるので、当分は困らなさそうです(笑)。

今は憧れの「たまごクラブ」を愛読書に、のんびり過ごしています。
つわりも特にないみたいで、ただ眠いので毎日お昼寝しています。

なんかとりとめもない文章になってしまってすみません。
どうしてもお礼が言いたくて、メールさしあげました。

まだまだ寒い冬が続きますが、久美せんせいも波多野せんせいもさくちゃんも、どうぞお体にはお気をつけくださいませ。
わたしも、貴重な妊婦期間を、のんびり楽しもうと思っています。

それでは失礼します。

嬉しいうれしいお知らせを、どうもありがとうございました!
よかったですねぇ!

懐かしい〜! 妊娠中(笑)
わたしも、幸いにもツワリがなかったので、とにかくハッピーでした。
おなかが大きくなると、だんだんおでかけがオックウになってくるので、
お医者さんと相談しながらですが、
運動不足に気をつけて、
赤ちゃんがうまれてからの準備もすこしずつすすめてくださいね〜!

どうぞ、たのしく、元気に、おすごしになられますように。
安産お祈りいたします。

ほんとうに、お知らせありがとうございます。

くみ





3月27日、ハルさまよりいただいたメールに、

【45歳、もう生んでもいいかしら?】の中に出てくる「すきすきハグハグのぬいぐるみ」に゛覚えがあるんです! とあったので、おどろきました! 

ハルさまは、勤務上のことがらで、どこまでオモテに出していいことなのかよくわからないと心配なさいますので、いただいたおたよりをそのまま掲載させていただけないことをお許しください。ちなみに販売元のドギーマンさんではなく、問題のぬいぐるみ「そのもの」を製作なさった現場のほうにおられたそうです。

『手触りが良くて、顔が少しぶかっこうなのが可愛く、そして確かに妙なパンツをはいてました。さんざん検品したり売上伝票を入力したりしました』

まちがいありません。それは、我が陣痛室→分娩室の友、ギュッと握って「ぷー」と鳴らしてはなぐさめにし、看護婦さんやお医者さんにもひそかにウケた(ほんとか?)、おかげさまで咲耶が無事にうまれてくる頃にはわたしの手の汗ですっかりぺしゃんこになってしまっていたけれど、ずっといっしょにいてくれた、パンダのすきすきハグハグくんです!

『読んだ本にこのぬいぐるみの名前があってすごく驚きました。安産のお役に立てたようで、なんだか嬉しいです』

ハルさんは、こう、おっしゃってくださいました。

わたしも長年ぬいぐるみLOVERをしておりますが、いわゆる「作家もの」のぬいさん以外で「わたしがつくりました!」と名乗り出ていただけるぬいぐるみに出会ったのはこれがはじめてです。それも、こんな「恩人」いや「恩ぱんだ」のぬいぐるみにかぎって、わかるなんて。いやぁびっくり! 不思議なことがあるものですね。

ちなみにこれがそのパンダです。ナイスでしょう?

この妙なパンツに、ラベンダーの香りをしませたコットンをいれておいたのに、興奮のあまりか一回嗅いだら感じなくなってしまった、のは、本に書いたとおりです。

ちなみにコレはうちの近所のホームセンター(カインズホーム)では、いまも、ペット用品売り場しっかり売っています。わたしがゲットした時は、犬用ジャーキーとか犬用クッキーとかと「セット」販売でしたが、現在は、単体で売ってるみたいでした。

安産のお守りに! イキミのがしに! 

緊迫する陣痛室の空気をなごませ、みんなを癒す!

大活躍すきすきハグハグ・パンダくんです!

もしかすると、ほんとに神通力があるのかも? 欲しいかたは、さがしてみてくださいね。

ハルさまも、素敵なおたよりをありがとうございました!



11月19日 あげはさまよりいただいたメールです
始めまして。あげはと申します。こちらは韓国でございます。
突然とメールを送ることになりましたけど、今度先生の本がはじめて韓国で
翻訳されるってことを聞いたので(漫画原作(ドラクエ)を除いて)。エマのことです。

実は、先生の本はそんなに多めに持っているのではありません。
20歳過ぎて先生の本を始めて読みましたし、それもMOTHERの小説でしたし。
MOTHER1+2の発売で復刊になったのを買ったのです。それで先生のお名前を知りました。
なぜかとにかく読んでみたい!って、海外注文してから手に届いて、読んでみたら、…どうしてこんなに文章がきらきらするの、何ページか読んでたら涙が出ました。
本当に、びっくりしました。こういうの、外国人の私にまで見えるのに、どうしてこんなに多い作品のなかで翻訳本が1つもないの!

それから何冊か、先生の本を読みました。
最近の本以外、80年代の本は日本行くときに中古書店で買いました、すみません(汗)
そして、エマの漫画も読んでいたのです。
(森薫さんの漫画の翻訳本はすでに出ています)
そしていつか聞いた話にエマがノベライズされるんだって。
聞いたとたん、久美沙織先生しかないんだ。そう思いました。
どうしてかそういうことを思ってて、確認してみたらやはり!よし、予約終了!
好きな漫画が、一番好きな作家にノベライズされることなんて、
こんなに幸せなこと、あとはない!もうない!
発売直後(って1週後)手に届きました。まあ分からない言葉がのこのこ出ましたけど。

エマの漫画も人気だし、これなら翻訳本が出るかも…と思ったら、
今度本当に出ると聞いて、先生に感謝の心を届けにメールを書くことになりました。
いまさらって感じもしますが、ただ海外のファンだったら迷惑になるかも知れないし、翻訳本が出るのを待っていたのです。(まだ出てないけど)
実は先生の始めての韓国語ライセンスの本は私が翻訳するのが夢だったのですが…
まあ夢は夢として。きれいになるのが一番と思いますから。

読むときいつも心がきゅんとする先生の本を、
読んでいて、知っていて幸せです。ありがとうございます。
つまらない話を、失礼いたしました。

PS.もしや変な表現とかあってもお許しください^_^);;
そしてエマの2巻は、翻訳本1巻が出てからどちら(日本語版か韓国語版か)を買うか考えてみるため
一応待つことにしています…どうなるかしら。
翻訳本出るってウワサが、かなり前からありましたからけれども、
長くなるなら早く読んだほうがましかなと考えてます。どうしよう(汗)


[くみの返事] 


メールをありがとうございます。
びっくりしました。日本語おじょうずでいらっしゃるんですね!
いわれなければ、わからなかったです。

そんなにたのしんでいただいて、感動していただいたなんて、こちらこそ、嬉しいです、ありがとうございます。


>どうしてこんなに多い作品のなかで翻訳本が1つもないの!
>

翻訳どころか、映像化(テレビドラマとか、映画とかに)したものすら、ひとつ
もないですからねぇ。かろうじて、『精霊ルビス伝説』がマンガになってます、
ぐらいで。

「とんでもなくマイナーなやつだ、ぜんぜん売れてない」という言い方もできま
すが、
それではクヤシイので、
「(日本語の)文章で読んだ時に(おシバイになって演じられた時などよりも)
特別感動できるように、オモシロイように書いているからなので、それだけ、小
説というジャンルのものとして完成度が高いってことじゃないか!」
と、
無理やり思うようにしております。

でも、やっぱり、ドラマ化とかしてみて欲しいです。
本を読むひとより、テレビをみるひとのほうが、何百倍もおおいですから。
それを見て、原作の本を読んでみよっと! と思ってくれるひとだっているかも
しれないですから。

こんど、短編がひとつ、イタリア語になります(汗)
立派な作家さんたちにまじって、イタリアのかたに、日本の現代のエンターテイ
ンメントを紹介するような本の中にまぜていただけて、とても光栄です。
ちなみに『偽悪天使』という短編で、マサヒコさんというひとが、悪霊(?)に
取り憑かれているひとを助ける(?)話なんですけど、これまた、ものすごい
凝った文章で書いてあったものなので紹介・翻訳をなさってくださったイタリア
人のかた(日本語にすごく詳しくて、じょうずにつかいこなしまくっておられる
かたなんですが)に、こまかい部分を「これはこういう意味に読んでいいの
か?」と、山ほど質問をされました。
いつか、あげはさんに、わたくしめの書いたもののうちあげはさんが特に好きなものを、
韓国語にしていただけたら、とてもとても嬉しいです。


>まあ分からない言葉がのこのこ出ました
>

わたしにとっても、はじめてつかってみたようなコトバだらけでした(笑)
あれを書くために、ヴィクトリア朝について、ドロナワ勉強したんですから。

ではでは、どうぞお元気で。

11月2日 あきちゃんさまより、mixiのほうにいただいたおたよりより、抜粋です
『おかみき』の1巻が店頭に並んだのは18の頃。女子校を卒業て”外の世界”へ飛び出してまもなくの頃でした。ミシェールがミッキーへと変貌をとげ、成長してゆく様は、リアルタイムで自分への応援歌でもあったのです。
6巻で、華雅の卒業式の予行に参加した未来が校長さまに意見するシーンは、その要であり最も好きなシーンです。
本当に未来には何度勇気付けられ、励まされたことでしょう!
彼女は自分にとっての分身でもあるのです。

ただ『おかみき』の印象があまりに強すぎて、それ以外の作品を読むことができなかった為、長年、久美先生には感謝の言葉を伝えたくて
たまらなかったのですが、お手紙をどちらに差し上げてよいものか
思いあぐねていました。
ですので、このコミュを見つけた時は、もう稲村ガ崎で海を見てため息
つかなくていいんだ(久美せんせ〜い、ありがとぉ〜と夕日に向かって
お礼を言っておりました)と心から嬉しかったです(笑)

生きている間はこれからも『おかみき』を折りにふれ想い出し、懐かしみ、愛し続けていきたいと思います。

それはそうと久美先生には、もうひとつお話したかったことがあるのです。

私は最初、先生のプロフィールなどを知らず『おかみき』を読んだ際、同じように女子校出身の方が書かれたのかと思っておりました。
露ほども疑わずに。そのくらいリアルでしたよ!
本当に些細なことまでよく観察されてというか取材されているなあ・・・と感動していました。
大学在学中に、F学園出身のお友達でもいらっしゃったのでしょうか?
なんていうか、一般に"お嬢様"というと、世間ではお派手でお金持ちで・・・と、そうですね、単純にフェリシアのみずゑさんタイプを思い浮かべる方が多いのですよね。
でも、真の"お嬢様"というのは決してうわべだけのものじゃない。
それは行動においても現れますが、ヨットの場面でもよく描かれて
いますよね。
みずゑさんは素敵なウエットスーツで登場しますが、未来は確か古い体操着(ジャージでしたっけ?すみません、うろ覚えで)に身を包んでいますよね。ああいった物を大切にする精神、華雅での廊下が滑りやすくなってしまうほどのお掃除の精神などに、リアリティが感じられてとても
良かったです!!

なんか昨日、”未来は自分の分身”と書いてしまい、今思うと恥ずかしくなりますが、私自身は未来ほどのお嬢様ではありません(笑)
下町の出身で父も商売をしていたので、どちらかというとトコちゃんタイプでしょうか。
学校も実はミッション系に憧れていたのですが、たいていそちら系は受験科目が4教科。2教科でも頭はいっぱい、アップアップ状態では無理でしたね(笑)とても地味ではありましたが、女子としてのしつけの厳しい学校でした。
大学は音楽の方へ進んだのですが、その時かねてからの憧れ、ミッション系のフェリシア(短大音楽学部)に受かってしまい、ミッキーのように悩みましたが、共学の音大へ進んだことで良かったと思っています。

それでも大学まではなんだかんだ言っても、ある程度の"選ばれた世界"
なんですよね・・・。
私の本当の意味での"温室の外"は、目が覚めたのは、それからでした。
就職、結婚、離婚、アトピーの苦しみ、失恋、社会復帰、働く中で酷い目に遭い半年ほど心を病んでしまったことも・・・本当にいろいろなことがありました。
人によって傷つき打ちのめされ、誰も信じられなくなってしまったときもあります。けれど、そんな私をまた元気に再生させてくれたのも”人”でした。

いろいろな出来事に遭遇しないと、人は成長しませんもの。ホント、私も大学までが『おかみき』ならば、その後しばらくは『だんみき』、そう『断崖の家のミッキー』でしたよ(笑)
オカルト番外編として執筆させていただこうかと思ったくらい、まあよくも次から次へと・・・といろいろありましたもの(笑)
でも素晴らしいこと、つらいこと、すべてから今の自分が形成されて
いるのですから後悔はしていません。 

なんだか私事をつらつら述べてしまって、久美先生、お忙しいのに
すみませんでした。でも、もちろん今は、大好きな『おかみき』やいろんな人に支えられ、来る波来る波乗り越えてたくましくなった今の自分を、はっきり「だいすき!」と肯定できますのでご安心ください!

[くみのへんじ]

またまた熱いメッセージありがとうございます。

だんみき、には笑いました(笑)いや笑ってちゃいけないのか。
いろいろあったんですね……。
過ぎてから口でいえば「いろいろ」ですむことでも、真っ只中には、ぜんぶいっこいっこ具体的にたいへんなんですよね……。

そんな時期をのりこえて、助けてくれたのも「ひとです」「後悔してません」といえるあきちゃんさまは、スゴイです!

あきちゃんさまにくらべたら、わたしが「しょげていた時期」のおちこむ原因なんて、実はたいしたことじゃないかもしれなかったりしますが、本人にとっては「こんな思いをするぐらいなら、もう死んじゃいたい」だったことも、少しはありました。

そんな時、ふと目についたのは、自転車のレースをするひとのことばでした。


「苦しいのはのぼり坂だから」


自転車の場合はもろにただ事実なんでしょうが(笑)人生の真実もそうなのかもしれないなぁ、なんて思いました。

ころがりおちるようにいまある位置エネルギーを消費してどこまでも下っていけば、ラクなんだよね、でも、そうするとどん底にたどりつく。いっかい落ちるだけ落ちちゃうと、また這い上がろうとしたら、さらにすごい「苦しみ」が待っている……。

それ以来、「あーしんどい」「もう疲れたよ」「やってらんねェ!」って思う時には、「のぼり坂、のぼり坂」と唱えることにしてます。苦しいのはのぼり坂だからこそ、なんだから、いま自分はがんばってあがろうとしているんだから、もうちょっとのぼれば、そのうち丘に(!)出るんだから、どっか、いまよりちょびっとだけでも高くて平らなとこまできたら、その時は、ちょっと休もう、いま休むと転がり落ちるから、もうちょっとだけがんばろう……そんなふうに思うようにしてたりします。

……なーんちゃって!

時には、「しまった」と、ころがりおちてるんですけどね。

おたがい、たのしく、がんばりましょう!

でわでわ〜!

11月1日 みーはー熊 さまからのおたより
みちのくは仙台に住んでいるHN:みーはー熊と申します。
ひょんな事から久美さんが「コバルト風雲録」という本を書かれている事を知り、買って(ここ強調ですよね?)読みました。私は昭和31年生まれなので、久美さん言うところの「夢見る夢子さん」の世代です。中学生の頃、少ないお小遣いから
毎月悩みに悩んで買っていたのは 佐伯千秋さんや吉田としさん、富島健夫さん。
でもマンガは読まない文学少女ではありませんでしたよ。マンガも読む文学少女でした。(うふ)
そして「コバルト文庫」!
「おかみき」読んでましたよ、大好きでした。(今だって大好きですよ)香道の事もヨットの動かし方も「おかみき」読んで
へぇー!でしたもの。今も本棚にあります。ただし・・・ごめんなさい!引越しが多かったので 当時のは売ってしまいました。今あるのは、やっぱり読みたくて○ook offで買ったものです。
でもね!『ミッキーのおしゃれ読本』は、どうしても手放せなくて 帯つきのままあるんですよ!
お若い頃の久美さんとめるさんが写ってます〜〜!!

そして・・・「コバルト風雲録」を読んで、あらま、久美さんのサイトがあるんだわ〜と思ってお邪魔したら・・・
え〜、ご結婚されて(ごめんなさい、知りませんでした)、ご主人は波多野鷹さん?私、波多野さんのも読んでたじゃん!ぼーぜん!その上、わんちゃん、にゃんこ・・・え〜、『赤ちゃん』!!!
失礼しました!何にも知らん、読者で(笑)
ホントに『おめでとうございます!!』

「くみくり」の「うちのコたち」なども読ませていただきました。
マミーちゃんやルイちゃんの話、涙がとまりませんでした。
ウチには 5歳7ヶ月になるミニチュアダックスのロッキーと8歳(ウチに来てから)のヘルマン陸がめのリクがいます。
よく、迷い犬も保護します。だから波多野さんや久美さんの気持ち、よくわかります。
それは書くと長くなるので(今も十分長い!)またの機会にしますね。

それにしても・・・私、この所よく行くサイトがあって そこでは半住人扱いして頂いてて「熊ねーさん」(三原順さんのマンガのふー姉さまからと言ってもらいました)と愛称までいただいておりますが。そこの方から、ブログやってみません?と言われ、11月か12月に始めようかな・・・と思っていたんですよ。タイトルは、そう・・・「クマ蔵」なんてどうかなーって。
いやあ、こちらに来て噴出してしまいました。まだ決定してなくてよかった!もう一度よく考えますわ。

長くなってしまって すみません。
初めての子育て、大変ですね。微熱があったって書いておられましたものね。
わからないことだらけ・・・でも、おおらかなお母さんでいてください。本は参考にしても頼らず、よその子とは比べない事!それが子育てのコツです。(私は 21と15の娘がいます。)
また、お邪魔させていただきますね。
だんだん寒くなりますが、お子様だけでなく ご家族皆様(わんちゃんもねこちゃんも)お風邪など召されませんように!


[くみの返事]

えー、拙サイトいろいろたのしんでいただけたようで良かったです。
最近は動物の話題よりも、赤ちゃん関係の話がすっかり多くなってしまいましたが。
去年、チャイとプーがなくなるちょっと前に妊娠が発覚したのです。
初日の出をみにいった時のものなど、彼らのいた頃の、「もうすぐいなくなっ
ちゃうなんて思いもよらなかった」たのしい画像は、わたしにとっても、いい想
い出になりました。

「くまくら」いいじゃないですか〜
熊倉一雄さんというたら、ひょっこりひょうたん島の海賊トラヒゲ(同世代だと
いいなぁ!)ではありませんか。
もしかして、ブログの名前をくまくらにしたら、「くみくら」との関係?につい
てもちょこっとどこかに書いていただけると嬉しいです。

ではでは、
また遊びにきてくださいませです。

10月7日 原秀行さまからのおたより
初めまして。原 秀行 と申します。
遅ればせながら、ご出産おめでとうございます。

さて、このたびメールしましたのは、
フリー百科事典Wikipediaの「久美沙織」の項目についてです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E7%BE%8E%E6%B2%99%E7%B9%94

久美様の過去のページによれば、
http://kumikura.jp/makura/old2.htm

>ちなみにいったいどなたが書いてくださったの? こっそり教えて(笑)。

とのこと。

このページ、上の方の「履歴」をクリックすると、今まで誰が編集したのかが
ハンドル(ネーム)でわかるようになっているのですが、ここで一番たくさん
編集したことになっている、「shidho」という名前、これに心当たりがあります。

その人は、
http://hid.cocolog-nifty.com/emptylot/2005/01/post_14.html
こんなところで、久美沙織先生に関する思い出なんぞを語っています。
えー、早い話が、shidho、というのは私のハンドルの一つです。

回りくどい言い方で申し訳ありません。
つまり私が書きました。ここに白状させていただきます。m(_ _)m

たぶん個人情報漏洩かと指摘されるかもしれないほとんどの項目は、
コバルト文庫の奥付にある著者プロフィールから抜き出しました。

ただ、コバルト文庫、ほぼ全て書泉グランデ隣の古本屋で買い揃えたものです。
印税に貢献出来ず申し訳ありません。

そのかわり、新人賞の獲り方シリーズ等そのほかの作品はけっこう買ってます。
エマ、は、コミックを楽しみに買い集めているところ、
さわや書店パルモ店で平積みになっているのを事前情報なしに見つけ、
なんたる偶然と衝動買いし、一気に読んで、
久美沙織先生のノベライズで良かったとつくづく思ったりもしました。
先ほど日記を見たところ、エマ2巻ももうすぐ出来上がりそう、ということで
とても楽しみです。


wikipediaの記述には正確であるよう注意を払っていますが、
もし誤解を受けかねない点等ありましたらご指摘下さい。

特にシリーズ名等、当時のファンとはかけはなれたところにいますので、
「探偵せりか」(仮)など、実際にはどう呼べばいいのかわからないものが
たくさんあります。

まずはここまで、ということで。
ではでは。

[くみの返事]

こんにちは! はじめまして。
あらまぁ。どうもありがとうございました。
原さまは盛岡イチコーの後輩さんなんですね。

ウィキペディアの記載は、これでばっちりだと思います。
杉並さんの心配は杞憂だったのですね。
ていうか
小説ジュニア、その昔、ひとの現住所、欄外の「先生におてがみをだそう」のと
ころに、
平気でのせやがりましたからねぇ(笑)
厳重抗議して、やめてもらいましたけど。
危機意識なかったですねぇ。

原さま、これにこりずに、今後ともよろしくお願いいたします

2月4日 norikoさまよりのおたより

久美沙織 様

初めてお便りさせていただきます。
ネットの海の中で偶然「久美蔵」をみつけ、なつかしさのあまりに訪れてみた者です。

私は、田舎の公立中学生時代に「丘ミキ」シリーズと出会い、
東京の名門私立学校や湘南の若者の暮らしにあこがれたクチです(笑)
「くみくら」に掲載されている稲子様、トコちゃんなどのサイドストーリー収録本も含め、
当時愛読していたコバルト文庫はしっかりと保管しています。

先生の作品は、間違いなく私の「女のサガ」形成に大きく影響している思います(笑)

そこで告白します。
「丘ミキ」ももちろん大好きなのですが、私がそれ以上に心酔し、
影響を受けたのはずばり「探偵せりか」シリーズです…
正直、このシリーズについては「丘ミキ」ほど知っている方に巡り合えず、今でも残念に思っています。
(お気を悪くしたら申し訳ありません)

…で、改めて一連の作品を読み返してみてふと思ったのですが、
この作品、2時間ドラマシリーズにぴったり!なのではないでしょうか?
そう思い始めたら、ぜひドラマ化していただきたい!動くセリカを!遙やトミーをテレビで見たい!!
そんな気持ちが高まってしまって…あぁ、どこかの局で制作してくれないかしら?

こんなこと考えるの、私だけでしょうか?
どこかに、できれば業界関係者に、同じこと考えてくれる方がいないかと思うこの頃です。

勝手な思いを走らせてしまいましたが、
これを機に、これまで読んだことのなかった先生の作品も随分あるので、
(ごめんなさいっ)
これから読んでみようと思います。

今後一層のご活躍をお祈りして、初めてのメールを終えさせていただきます。

noriko 

noriko さん、こんにちは!
みつけてくださってありがとうございます。

> 「探偵せりか」シリーズです… 

ありましたねぇ(笑)まだ覚えていてくださるかたもなくはないんではないかと思いますが、
ゲンブツがあんまり出回っていないですからねぇ。

でも、

> この作品、2時間ドラマシリーズにぴったり!なのではないでしょうか? 

そうでしょうか?
だったらいいですが(笑)
まぁ富豪刑事も主人公をわざわざ女性に変更してテレビドラマになるぐらいですからね!
ありえないとは限らないかも。


どっかのディレクターさんが古本を発掘してくれたりするといいですねぇ。

テレビ局、脚本家のかたなどにコネのあるかた! 「せりかシリーズ」をプッシュしてやってください(笑)

 

 

これまでにいただいたお手紙や、やや長いものは、こちらからお読みいただけます

おたよりストック場  1  2003年6月        

             2  2003年7月8月

             3  2003年9月10月

                          4    2003年11月〜2004年7月

        5 2004年8月〜2005年1月

               

 

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